2011年05月24日

文部科学省『放射能を正しく理解するために 教育現場の皆様へ』

文科省は、原発推進副読本「わくわく原子力ランド」をあわて
て回収し、HPからも削除しましたが、それと前後して4月20
日「放射能を正しく理解するために 教育現場の皆様へ」とい
う極悪文書を配布(配信)しました。

抜粋をつくったので、使ってください。
特に許せないのは、以下の文章です。

「・放射線の影響そのものよりも、「放射線を受けた」という不安を抱き続ける心理的ストレス
の影響の方が大きいと言われています。
普通の生活で、こころの安心を取り戻し、子どもの成長を支援しましょう
・保護者のふさぎこんだ気分や不安は、子どものこころの不安定さにつながります。放射能問題については保護者が正確な知識を持ち、必要以上に心配しすぎないことが重要です。

心配事やストレスは心身の不調を起こします

心的外傷後ストレス障害((PTSD))とは
放射能のことを必要以上に心配しすぎてしまうと
かえって心身の不調を起こします


「放射能のことをいつもいつも考えていると、その考えがストレスとなって、不安症状や心身の不調を起こします。
・ もし保護者が過剰に心配すると、子どもにも不安が伝わって、子どもの心身が不安定になります。
・ 不確かな情報や、人の噂などの風評に惑わされず、学校から正しい知識と情報をもらって、毎日、明るく、楽しく、仲良く、安心した生活を送ることが心身の病気を防ぐ一番よい方法です。」


現物は文科省のホームページにもありますがファイルを添付し
ます。
放射能を正しく理解するために.pdf


以下、抜粋の引用です。


 『放射能を正しく理解するために 教育現場の皆様へ』

                  文部科学省 平成23年4月20日 (抜粋)


・放射性物質が安定な物質に変化する際にエネルギーを放出します。これが“放射線”です。
・安定な物質になると、これ以上放射線は出しません。(P2)

・放射性物質は安定な物質に変化するので、放射能は時間が経つとともにどんどん弱くなっていきます。(P3)

・医療でレントゲン写真を撮影したり、海外旅行で飛行機に乗ったりすることでも、放射線を受けています。・・・放射線は、実は大変身近なものなのです。(P4)

・“放射線から身を守る”という立場で、必要のない放射線をできるだけ受けないようにすることは、大切です。しかし、過剰な対策は、生活に支障をきたしたり、偏見を産み出したりすることにもつながります。何事もバランスが大事です。(P4)

・「外部被ばく」は衣服や皮膚に放射性物質が付着することで生じます。これは、花粉症対策と同じようにして、放射線の影響を減らせます。(P5)
・ただし、放射性物質をいったん体内に取り込んでも、排泄時に体外に排出されたり、自然に放射能が弱まったりすることで、放射線の影響は弱まっていきます。(P5)

・学校生活においては、1〜20ミリシーベルト(=1,000〜20,000マイクロシーベルト)を暫定的な目安とし、今後できる限り、受ける線量を減らしていくことが適切です。
・1年間で蓄積される放射線量が20ミリシーベルト(=20,000マイクロシーベルト)を超えないようにすることとしました。(P6)

・毎時3.8マイクロシーベルト以上の区域…万が一ですが、放射性物質がたまっている場所があるかもしれません。(P7)

・毎時3.8マイクロシーベルト未満の区域  ―普通に生活して支障はありません。(P8)


確率的影響と確定的影響

・「確定的影響」には、ある線量以下では症状が全く現れない“メしきい値(閾値)”モがあります。例えば、白血球の一時的な減少は、250ミリシーベルトというしきい値を超えた場合に見られます。

・ただし、数年で250ミリシーベルト(=250,000マイクロシーベルト)となるような弱い放射線では影響は生じません。したがって、避難区域外における放射線の強さで、「確定的影響」によって身体的な影響が生じることは、考えられません。(P10)

・したがって、今後大量の放射性物質の飛散が抑えられていけば、今回の事故による甲
状腺がんの発生はほとんどないと考えられます。(P12)

・なお、チェルノブイリ原発事故では、小児甲状腺がん以外のがんの増加は認められてい
ません。

・放射線の影響そのものよりも、「放射線を受けた」という不安を抱き続ける心理的ストレス
の影響の方が大きいと言われています。(P12)

普通の生活で、こころの安心を取り戻し、子どもの成長を支援しましょう
・保護者のふさぎこんだ気分や不安は、子どものこころの不安定さにつながります。放射能問題については保護者が正確な知識を持ち、必要以上に心配しすぎないことが重要です。

心配事やストレスは心身の不調を起こします

心的外傷後ストレス障害((PTSD))とは
放射能のことを必要以上に心配しすぎてしまうと
かえって心身の不調を起こします

� 放射能のことをいつもいつも考えていると、その考えがストレスとなって、不安症状や心身の不調を起こします。
・ もし保護者が過剰に心配すると、子どもにも不安が伝わって、子どもの心身が不安定になります。
・ 不確かな情報や、人の噂などの風評に惑わされず、学校から正しい知識と情報をもらって、毎日、明るく、楽しく、仲良く、安心した生活を送ることが心身の病気を防ぐ一番よい方法です。(P18)


からだと心を守るために
正しい知識で不安を解消!

・放射能について過剰に心配しない、させないことが大切です。(P19)



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posted by 東京西部ユニオンブログ at 17:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 原発討議資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月21日

原発とめろの大運動を(西部ユニオンの訴え)

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今が行動の時。一緒にやりましょう
@5月1日(13時芝公園)1万人で原発廃止・東電抗議デモやろう
 原発反対の行動がものすごい勢いではじまっています! 3月31 日東電本社への抗議デ
モでは、3名の学生が逮捕されました。逆に原発反対運動に油を注ぎました。そして4月
10日高円寺デモでは1万5千人もの人々が「原発止めろ!社会を変えよう」と訴えました。
団結して闘えば、原発をなくすことができます。
 5月1日は反原発・反失業メーデーです。1万人で東電本社にデモをしましょう!

A原発廃止1000万署名運動を拡大しよう
 ヒロシマ・フクシマからはじまった原発廃止1000万署名運動も全国的に広がっていま
す。私たちのもとへも、連日たくさんの署名が寄せられています。ありがとうございます。
しかし勝負はこれからです。職場で、学校で、近隣で、署名運動を拡大しましょう!

B杉並区議選挙で絶対反対派を当選させよう
24日投票の区議会議員選挙は原発は絶対許せないという私たちの怒りと意志を明らかにする
重要な場です。東電労組推薦議員の推進派を追い落とし、原発絶対反対派を圧倒的得票で当
選させ、一気に原発廃止の気運を巻きおこしましょう。

原発は廃止しかありません!
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@深刻な危機と向き合おう
 福島第一原発の現実を直視するとき、一切の楽観・幻想はぬぐい去らねばなりません。上の写真は3号機の爆発です。まるで原爆のキノコ雲のよう。建屋の厚さ1メートルのコンクリートはおろか、鉄骨をグニャグニャに曲げるほどの大爆発です。
 その内側の格納容器(厚さ4センチの鋼鉄製)や配水管が至るところ破壊されていることは容易に想像できます。だからいくら水を入れても漏れ続け、1万トンもの汚染水が海へ流れ出ているのです。
 原子炉周辺は皮膚についた瞬間に焼けただれるほどの濃度の汚染水が貯まっています。いまだ水漏れの修理さえできない状態です。最悪の現実を見すえましょう。

A国と資本による犯罪です
 すでに事故の犠牲者が膨大にいます。まず被曝許容量をはるかに超えて作業にあたっている労働者が多数存在しています。さらに「避難地域」「屋内待機」指定地域の人口を単純に合計するとすでに
15〜18万人もの人々が、仕事と生活を奪われました。避難地域が拡大すれば都市部にさしかかり、その数は数倍化します。万一爆発が起これば首都圏まで住めなくなります。
 何十万もの人生を奪いさる原子力という怪物がいまだに26基稼働中であり、あろうことかさらに建設・稼働を進めようとしています。「原発が一番利益があがる」というだけで自民党・民主党、大学やマスコミ、警察や裁判所、御用組合までがその利権に群がり、天下り、なれ合い、うまい汁にあずかってきたのです。この腐りきった社会を変えましょう。

B殺されてたまるか!団結し行動すれば変えられます
 一番大事なことは、私たちが「原発はただちに廃止するしかない」という立場にはっきりと立ちきることですます。原発推進派はさまざまな反論を並べることでしょう。しかし一発の爆弾でヒロシマ20万、ナガサキ14万の命を奪った原子爆弾がいかなる理由をもってしても断じて認められないのと同じ意味合いで、これほど膨大な人々の生活と人生を奪う原発は許せません。団結すれば変えられます。


ふざけるな! 石原も企業も既成政党も腐ってる
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★石原都知事(3月25 日 福島県災害対策本部にて)
私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を
欠いてしまったら経済は立っていかないと思う。

←彼は「日本のような国」と言いますが、その内実は「国家と企
業の繁栄」だけです。つまり労働者や農民・漁民などは眼中に
ありません。国と企業が儲かるためには原発が必要だというだ
けです。しかも背景に、東京都自身が東京電力大株主(5位)
という利権もあります。私たちは正反対です。労働者の生活と
命がすべての基準、だから原発絶対反対、解雇絶対反対です。

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★佐々木則夫・東芝社長(4月14 日 報道インタビュー)
「東芝の原発開発売上高1兆円達成がいつになるかは今はわからない。39 基の受注は遅れる」「しかしエネルギーや二酸化炭素問題の解決にとって原子力が有力な選択肢であることに変わりはない」
←福島第一原発の2・3号機の製造は東芝です。その根本的反省も
なく、受注拡大をめざすと言い放ちました。社会の発展のために
は危険な原発も必要、というのはまったく逆です。何十万もの人
生を奪う原発を必要とする社会こそ問題なのです。東芝は01 年
にグループ全体の1割・約2万人をリストラ、09 年にも4500 人
削減。資本家の利益のために犠牲を強いるやり方を覆す時です。

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★志位日本共産党委員長
今すぐ原発を止めろと言うのは無責任。原子力は安全という思い
こみこそ最大の問題。安全最優先の原子力行政に転換を

←原発絶対反対の立場をとらずに、思いこみを変えれば解決する
というあなたこそ無責任です。そもそも火力・水力など原発以
外の発電所をすべて稼働させれば電力量はまかなえます。しか
も今、東電を中心にした社会全体の利権と腐敗の構造に労働者
民衆の怒りが広がっている時に、それとたたかわずに原発擁護
にまわった罪は大きいと言わねばなりません。

■「原発止めたら電気が足りない」は大ウソ
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(『エネルギー・経済統計要覧』から 藤田祐幸・慶大助教授(当時)作成)
 図は発電方法ごとに設備がどの程度使われたかを示しています。火力発電をフル稼働させれば、原子力発電の分(A)を埋められます。右図は、発電施設の容量を棒グラフにし、その年の最大電力を折れ線グラフで重ねてみたものです。最大電力を上回る発電を火力と水力だけで可能なことを示しています。

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 4月18 日発行の『週刊ポスト』で東電の重要資料がスクープされました。各発電所の被災状況や総出力が一覧表にまとめられたその資料によると、実は東電には「揚水発電」という隠された発電所があったのです。揚水発電とは夜間の余剰電力で貯水池に水をくみ上げ、日中のピーク時に水力発電する施設。その出力合計は1050 万キロワット、つまり夏のピーク時はこれで足りてしまいます。この資料を東電は「極秘資料」として揚力発電所の存在を隠していたのです。「電力が足りない」は情報操作だったのです。

■なぜ原子力に群がるのか?
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RIST(原子力分野の研究・開発機関の財団)資料より

 電気はすべての家庭・企業から金を毎月徴収する超巨大ビジネスです。しかし安全対策や労
働者の健康配慮でコストがかなりかかります。
 ところが東電は、徹底的に下請け・孫請けに外注化し、危険な作業も大量の労働者を入れか
わり雇用し、使い捨てにすることで、コストを大幅に削減していったのです。これは全体を熟
知している労働者がいなくなり、安全は崩壊します。労働者を人間扱いしない行為です。
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2011年04月03日

すべての原発ただちに止めろ(西部ユニオンの見解)

すべての原発ただちに止めろ(西部ユニオンの見解)

■重大な事態に陥っています!ただちに行動しましょう!
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表を見てください。福島第一原発の4月1日現在の状況です。最悪に近い状況に陥っています。「燃料棒」は1〜4号機すべてで損傷。それを囲む「圧力容器」は1〜3号機で損傷。さらに密閉の最後の砦「格納容器」が2号機で間違いなく損傷。つまり燃料が溶けた水が漏れています。しかし放水は止められません。1号・3号も無事かどうか不明です。高濃度の放射性物質が大量に海に流れ出で、空気中にも飛び散っていると思われます。
 ところが東京電力はこの期に及んで福島原発を増設する「電力供給計画」を提出したり(のち撤回)、5・6号機は依然継続使用を目論んでいます。さらに北電・中国電力も原発推進計画を表明。断じて許されません。
 大胆に行動を開始する必要があります。ヒロシマ・フクシマから反原発1000万署名がはじまりました。西部ユニオンは原発ただちに廃止の先頭にたちます。

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事故の原因がここにある!
事故が起きてももみ消し、責任をのがれる仕組みを作ってきたのが東電のやり方
 図をみてください。福島第一原発の事故が深刻な事態に至り、かつ責任ある対応も説明も行われない理由がこの構造にあります。政治と官僚、マスコミや労働組合幹部まで、天下りと癒着にまみれきったこの腐敗構造こそ今回の事故の最大の原因です。
 私たち西部ユニオンは、ひとりの首切りも許さず、労働者の権利と命を守るためにたたかってきました。東電を取り巻くこの連中は、「コスト削減」「デフレ不況」だと言って、賃下げやリストラを強制しながら、法人税減税などを行ってきた構造そのものです。それが一皮めくればこの利権と腐敗、そして無責任な事実隠し・・・本当に許せません。
 この腐敗した社会を根っこから断ちきらねば私たちは生きていけません。西部ユニオンはこの社会をつくりかえる決意をもって「すべての原発をただちに停止し廃炉にしろ」という行動をみなさんに呼びかけたいと思います。

■なぜ東電に群がるのか?2-2.jpg

 電気はすべての家庭・企業から金を毎月徴収する超巨大ビジネスです。しかし安全対策や労働者の健康配慮でコストがかなりかかります。
 ところが東電は、製造から稼働・整備・修繕にいたるまで、徹底的に下請け・孫請けに外注化していったのです。原発の放射能のなかの作業も大量の労働者を入れかわり雇用し、使い捨てにしていくことで、コストを大幅に削減していったのです。しかしこれは全体を熟知している労働者は現場にほとんどいなくなるわけで、安全性の崩壊です。なによりも膨大な労働者を人間扱いしない行為です。私たち西部ユニオンは東電のやり方を絶対に許せません。
 東電の場合は、これを労働組合幹部が認め推進したのです。この点が最大の問題です。

■「原発止めたら電気不足」?3-2-2.jpg
(『エネルギー・経済統計要覧』より 藤田祐幸元慶大助教授作成)
 原発推進派は「原発を止めたら電気が止まる」と言います。しかし図を見てください。発電施設の容量を棒グラフにし、その年の最大電力を折れ線グラフで重ねてみたものです。最大電力を上回る発電を火力と水力だけで可能なことを示しています。電力不足は原発推進派のキャンペーンです。

■労働組合を再生し、政治を労働者の手に取り戻そう
 私たち西部ユニオンには展望が大いにあります。 
 ヒロシマ・フクシマから「反原発1000万署名運動」がはじまりました。この運動はただ原発を止めるたけでなく、利権と腐敗をにまみれた責任者を徹底的に追及していく取り組みです。原水禁運動発祥の地・杉並でこそ大いにもりあげていきたいと考えています。
 勝負を決めるのは労働組合です。特に東電のなかで、御用組合を許さない、たたかう労働組合が結成されれば、一気に東電経営陣を追いつめることになります。幹部だけはボロ儲け、現場の労働者は正規も下請けも危険な現場を低賃金でこきつかわれるような現実を変えるのは今です。
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★原発廃止1000万人署名→http://hiroshima100.net/daikoudou/

■北島邦彦(西部ユニオン執行委員)を区議会へ
 福島原発問題に、どの政党も責任ある見解と展望を出していません。これ以上、私たちと無関係に政治が行われるのは我慢できません。政治と議会も、たたかう労働組合の手に取り戻すべきです。
私たち西部ユニオンは、議会に北島邦彦執行委員を原発絶対反対派として送り出すべく統一地方選挙たたかいます。東京の政治が変わるためには北島が必要です。ご支援お願いします。
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posted by 東京西部ユニオンブログ at 18:40| Comment(0) | 原発討議資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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