2013年01月18日

橋下こそが「体罰・自殺」の真の責任者だ!

「大資本救済」に絶望的に突進する安倍を倒す春闘を、体制内の労組幹部をぶっ飛ばしてやってやろう!
それにしても、世の中逆さまだ! 橋下が教育問題で正義の味方ヅラするなど世の中の天と地が逆になっていることの腐りきった戯画そのものだ!
 しかしカネと権力の力で人の命を左右できると思っている輩は、労働者の団結した闘い、命懸けの闘いで、必ずとことん鉄槌を下さなきゃならん!


★★2・17(日)労働者集会 ―国鉄分割・民営化で不当解雇から26年―
●2月17日(日)17時開会 すみだ産業会館 錦糸町駅南口すぐ丸井8階
◆1月19日(土)東京西部ユニオン団結旗開きへ
◆1月26日(土)NAZEN杉並 学習会「柏崎原発反対闘争の歴史」
◆1月27日(日)都政を革新する会団結旗開き


■本日のもくじ
●ひと言! 橋下こそが「体罰・自殺」の真の責任者だ!
●フォト! 1/13三里塚反対同盟・年頭デモ 1/12動労千葉・団結旗開き
●新春 挨拶―反対同盟 弁護団 OB会 家族会 日刊・動労千葉NO.7435 1/15より
●3・11 2周年福島現地と東京の闘い 救援本部ニュース413号 2013.1.18
●【日米同盟と原発】「ビキニの灰」(4)「原因はサンゴの粉じん」(東京2012.12.25より)



★★ひと言! 橋下こそが「体罰・自殺」の真の責任者だ!
かつて、どの口でこんな事を言ってきたのだ↓↓↓
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何が「全教員の異動」だ!【体罰・自殺】の責任者は橋下、お前だ!!!
競争を暴力的に煽り、教育を上から破壊し続け、現場労働者の団結を一掃しようとしてきたお前とその思想=新自由主義・ブルジョア思想に一切の原因がある!!

 橋下が、「体罰・自殺」事件の桜宮高の「全教員を異動させよう」「入試は中止だ」と喚いている。この考えこそ、権力を持って従わせる、きかないヤツは脅していい、まさに自殺を強いていった現実そのまんまではないか!!!
 橋下はこれまでも「言うことをきかない生徒には手を出さなきゃ」「体罰はよくないけど、もみあげをつかんで引き上げるくらいは良い」などと言ってきた、今度は、自らの傲慢不遜なその口で、問題だ問題だと喚く。
 橋下は単なるファシストじゃない。その場限りの口からでまかせも得意だが、核心は、一般的な反動じゃない。それは資本の危機、支配の危機の歪んだ表現そのものだ。これほどまでに資本主義・新自由主義が労働組合を解体してきているのにまだ必死で労働者が団結を求めて存在していること、この労働者性を根こそぎぶっつぶすことがヤツの役割だ。今までの自民・右翼連中も、連合・裏切りの体制内労組幹部もやりきれていない。当たり前だ。労働者がそこにいる限り、必ず怒りと闘いは存在するのだ。それは3・11以降、連合・民主党政権のペテン性をも乗り越えて立ちあがる人々を生み出し、また、日本の新自由主義の出発点だった国鉄分割・民営化との絶対反対の闘いが、今日労働者の総非正規化・外注化とのたたかいの最先頭に断固たち続けていることが、現実としてあるのだ。このことに焦りを募らせているのが資本家階級だし権力者なんだが、もう、資本主義・新自由主義の破産と混迷は、彼ら内部の分裂と混迷をも生み出している。こうしたことを「打開」しようと最も右から引っ張っているのが橋下や石原らだ。だから支配の危機の歪んだ表れなのだ。
 そして、こいつらは、石原が3・11の津波をさして「日本人の我欲を洗い流す」などと言ってはばからない最低の超無責任人間だ。そのまた亜流たる橋下などは、「言うことを聞かないヤツはクビだ、処分だ、全部民営化だ、もうからないことなんかやらない」などと平気で言ってきた。この思想こそ、人間を労働力商品としてきた資本主義の元々の究極の姿であり、それが今日、いっそうおい詰められた状態で、競争と選別を無限に強め、体罰OK、いじめOKのサインを出しまくってきたと言える。
 こんな橋下をマスメディアが提灯持ちよろしく持ち上げてきたこと、これも共犯だ。
 橋下打倒! このスローガンを掲げて大阪市の労働者先頭に立ちあがっている。2月にも集会・デモが計画されている。こういう事をメディアはほとんど取り上げない。そして何かにつけ、何の思想もなく、スポンサーの資本の意向にそって石原や橋下をどんどん持ち上げ、がれき処分はじめ、橋下を徹底批判して闘う者をでっち上げ逮捕しても、ロクに批判もできない。これこそ、教育だけでなく、原発を蔓延させ、3・11を招いたのだ。
もうくり返してはならん! 「闘う者の根絶やし」に橋下の特徴のすべてがある。逆に言えば、真っ向からたたかう者がどんどん出てくれば、橋下は倒せるのだ。
 ということで、ぶっ飛ばそうぜ!
(以下、1/16の東京新聞・共同配信記事より」)
※橋下市長「教員総入れ替えを」 桜宮高、市教委に要請 2013年1月16日 22時40分
 大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒=当時(17)=が、顧問の男性教諭(47)の体罰を受けた後に自殺した問題で、橋下徹市長が同校の全教員を別の学校に異動させるよう市教育委員会に要請したことが16日、分かった。
 教員の人事権を持つ市教委は「教育の継続性を考えると、一度にすべての教員を入れ替えるのは難しい」としている。今後、教育委員と対応を協議する。橋下市長は16日早朝、市教委幹部らに「校長や教員の総入れ替えは最低条件で、お茶を濁すような人事はだめだ。適切な人事権の行使をやってほしい」とのメールを送った。(共同)


★★フォト! 1/13三里塚反対同盟・年頭デモ 1/12動労千葉・団結旗開き

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新春 挨拶―反対同盟 弁護団 OB会 家族会 日刊・動労千葉NO.7435 1/15より

◆市東さんの農地を守る闘いが本番 三里塚芝山連合空港反対同盟  事務局長 北原 鉱治

 …2013年は何よりも市東孝雄さんの農地を守る闘いの本番だ。…国と千葉地裁が反動判決を下し、国家暴力による農地取り上げの攻撃を強行するならば、われわれにも覚悟がある。これは新たな代執行決戦だ。何としても農地を守る。全国の労農学の決起を訴える。…働いても働いても生きられない労働者。耕しても耕しても未来が見出せない農民。労農が団結して立ち上がり、世の中を変えよう。「殺すな、奪うな、侵すな」こそ私たちの決意でなければならない。世界の労働者と団結して反対同盟は闘う。
◆労働者の権利は闘いの現場でこそ生成される 出向無効確認訴訟弁護団 弁護士 鈴木 達夫
 日本階級闘争のど真ん中で、仁王立ちしつづける動労千葉に心の底から敬意を表します。
 昨年10・1外注化阻止決戦における皆様の渾身の決起、それに続く日々の格闘に、新自由主義に対決しているすべての労働者は目をこらし心を揺さぶられています。まさに労働者魂ここにあり!…確かに戦後労働運動が闘いを回避してきた原野かも知れません。実質的転籍をごまかし、外注化・「偽装請負」による労働そのものの分断で職場を混乱におとしいれ、安全輸送を破壊する。もって労働者の存在や誇りを徹底的に蹂躙する。しかし、労働者の権利は闘いの現場でこそ生成されるものです。わが弁護団は、皆様の資本に対する憎しみ、怒りのなかで、裁判闘争の武器をも研磨し、ともに進もうと思います。勝利を!
◆経験を活かし、OB会も共に闘います 動労千葉OB会 会長 永田 雅章
 動労千葉は、検修・構内業務外注化で出向が強行され、日々、詰所・作業業務など、目に見えない形で団結破壊の攻撃が進行し、大きな試練を迎えています。しかし、これまでも団結して闘い抜き、さらなる団結を強化した闘いがあったことを思い出してほしい。
 線路の荒廃に対し、乗客と乗務員の安全を確保するための闘いは、組合員と徹底的に討論し、担当線区の駅間を徒歩で歩き、枕木が腐っていたり、犬釘が抜けていたり等々を調べ、当局の徐行区間とは別に組合で徐行区間を決め、毎日、数千分の遅れを出し、その力を背景に団交で大幅な増員をかちとった闘いがありました。団交も力が背景になければ何も解決しません。原点に返って闘う立場で就業規則・内規などを頭に入れ、仕事をすれば必ず矛盾が見えてきます。非妥協で闘い抜き、毎日毎日、他労組の組合員に矛盾を訴え続け、輪を大きくしていく闘いが大事です。輪が拡大し、職場が正常な業務ができない状態になったとき、初めてJR・裁判所・労働局も動きます。この闘いを一刻も早くつくりだすためにOB会も共に闘い抜きます。勝利の年にしましょう。
◆家族・仲間のため闘う父ちゃんを誇りに 動労千葉家族会会長 山田 佐知子
 昨年は、外注化を阻止するため、親組合の皆さまが本気で一致団結し、一生懸命闘っていました。残念ながら10月1日よりCTSに44名もの仲間が出向に出されました。
 また、世の中は今後、安倍自民党政権で動き始めるため、ますますたくさんの難題がつきつけられるでしょう。
 しかし、長い間築きあげられた団結力は、何を持ってきても無敵です。昨年の怒りのパワーをもっともっと熱くして、今年も大声と力の入った拳をあげて闘いましょう。そして強制出向者をJR職場に戻しましょう!!
 家族のため、仲間のために一生懸命な父ちゃんたちを誇りに思い、家族会員もできる限りがんばりますので、一緒に闘いましょう。
 本年も宜しくお願いいたします。
(★全文は→→ http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2013_01_06/n7435.htm


3・11 2周年福島現地と東京の闘い 救援本部ニュース413号 2013.1.18
大江健三郎さん「全有権者の4分の1の票で自民の議席は支えられている。原発推進や憲法を変えようとしている首相は、少ない日本人にしか支持されていない。政治家たちは福島の原発事故がなかったかのようだが、抵抗する日本人もいる。自分はそちらに加わりたい」
労働者の闘いで、極右・安倍政権倒し資本家の支配を終わらせる時 2011年の3・11からまもなく2年。民衆の怒りによって追いつめられ崩壊した民主党政権にとって替わって、わずかの得票で政権の座に返り咲いた安倍自民党政権。しかし09年8月の総選挙で自民党支配が崩壊した時と比べても、まったく違う情勢に。
 人々の怒りは、選挙結果に気落ちして収まるどころじゃない。安倍首相の露骨な原発推進と改憲に向けた動き、補正予算だけでも20兆円に及ぶなりふり構わぬ資本家救済の大判振る舞い、他方での生活保護費切り下げ始めギリギリの生活を余儀なくされている労働者への犠牲の集中が許せるか。昨年以上のデモとストライキ、外注化と大量解雇・非正規職化に反対する闘いがいたるところで巻き起ころうとしているのです。
 3・112周年、13春闘を職場で闘い、東京〜福島現地の大闘争へ!…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10119916.html


【日米同盟と原発】第4回「ビキニの灰」(4)「原因はサンゴの粉じん」(東京新聞2012.12.25より)
◆沈静化急ぐ米国
 ビキニ事件をきっかけに戦後最大規模の市民運動に発展した反核運動。ところが、米国は自らの非を認めず、真相解明を求める日本側に十分な情報提供をしなかった。
 事件発覚から半月ほどたった一九五四(昭和二十九)年三月三十一日。米大統領アイゼンハワー(63)の記者会見に同席した米核政策の責任者、原子力委員会(AEC)の委員長ルイス・ストローズ(58)は「日本の漁船は明らかに(米軍が事前に通告した)危険区域内にいた」と述べ、むしろ第五福竜丸のせいと決めつけた。
 米国とソ連の核競争がエスカレートしていた冷戦下、ストローズらは第五福竜丸の被害より、ソ連に最新鋭の水爆技術が流出する方を心配した。事件直後、ストローズは極秘で乗組員らの身辺調査を米中央情報局(CIA)に依頼していた。
 広島市立大の高橋博子講師を通じ、本紙が入手した五四年四月二十九日付のCIA極秘文書には、ストローズの疑問に対する受け答えが記されていた。

 Q・共産主義の宣伝に利用する計画だったか?
 A・事前計画を示す行動はない。
 Q・帰港前にソ連船と接触したか?
 A・スパイ活動の証拠はない。
 Q・治療をしている医師は政治的に疑わしいか?
 A・日本の外務省も調べているが、報告は受けていない。
▼1955年1月4日、外務省でビキニ事件の見舞金支払いで合意し、握手する重光外相(左)とアリソン駐日米大使
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 米国は、反共の砦(とりで)、日本で起きた反核のうねりが反米や左翼運動に発展することを懸念した。
 アイゼンハワー大統領図書館に、国家安全保障会議(NSC)の作戦調整委員会が四月二十四日にまとめた「好ましくない日本人の態度を正すための活動リスト」が保管されている。
 そこには「核兵器への誤った考えを根絶するため、冊子や映画で宣伝する」「患者の症状は、放射能ではなくサンゴの粉じんが原因ということにする」−など、ビキニ事件の沈静化に向けた二十項目に及ぶ対日工作が列挙されていた。
 その四カ月後に開かれた八月十二日のNSC議事録によると、この会議で、米国は他国へ原子炉導入を働きかけることを決め、その有力候補として「決定的に資源が不足し、エネルギー消費が多い」日本を挙げていた。
 国連総会で「アトムズ・フォー・ピース(平和のための原子力)」と呼ばれる演説を行った大統領アイゼンハワー。平和利用を目的に国際社会へ米国の核技術を提供するとの趣旨だったが、反核運動を封じ込める対日戦略にも利用していた。
 翌九月、ニュージャージー州で開かれた製鋼労働者組合の大会。出席したAEC委員のトーマス・マレーは「日本に原発を建設することは、悲惨な記憶を一掃させることになる」とあいさつした。
 第五福竜丸の無線長、久保山愛吉が亡くなるわずか二日前。この発言から四カ月後の五五年一月、米国は日本に原発の燃料となる米国産濃縮ウランの提供を打診している。
 反核運動が激しさを増した五四年十月、米国はようやく日本政府に最大二百万ドル(七億二千万円)を支払うことを申し出た。事件の犠牲者に対する補償金ではなく見舞金。責任を棚上げし、世論を鎮めるのが狙いだった。年が明けた五五年一月、駐日米大使ジョン・アリソン(49)が外相重光葵(67)にあてた書簡にはこうある。
 「二百万ドルの金額を受諾するときは、日本国並びにその国民および法人が原子核実験から生じた身体又は財産上のすべての傷害、損失または損害について米国またはその機関、国民もしくは法人に対して有するすべての請求に対する完全な解決として、受諾するものと了解する」
 米核戦略を総括するAECが久保山の死因に関する見解を示したのは事件から一年以上すぎてから。それでもなお米国は自らの非を認めていない。
 AEC生物医学部長ジョン・ビューワーが五五年四月六日付で記した内部メモは、こう記されていた。「久保山は被ばくしたが、死亡時に内部被ばくの損傷はなかった。感染性の肝炎が死因とみられ、肝炎がなければ彼は生きていただろう」

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2013年01月16日

2・17集会へ、民営化・外注化・非正規職化・労組破壊と対決しよう

カネの力でウソがまかり通るクソのような社会を終わらせよう!
社会はますます単純な真理を突きだしている!
原発・戦争も失業も、資本家のいない(階級のない)社会を作れば、なくすことができる!
雇用破壊と安全破壊 最末期の資本主義に断を下すとき!
われわれの武器は団結だ! 団結した労働者の力は無限だ!

▼昨年11月14日都庁 都労連決起集会
(11/7に13年ぶりに29分スト)

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■本日のもくじ
●経団連「提言」を批判する!
経団連提言「国益・国民本位の質の高い政治の実現へ向けて(1/15)」批判
●国鉄分割・民営化ー闘いの歴史
●ライフサイクル制度撤廃!ハンドルを取り戻すぞ! 新春座談会 日刊・動労千葉NO.7434 1/13
●国鉄水戸動力車労働組合第31回大会&旗開き2013年1月13日北島邦彦すぎなみ未来BOXより
●新年初の「原発ノー」 .救援本部ニュース411号 2013.1.16
●配属先は 「 追い出し部屋 」 〈 限界にっぽん 〉 12/31朝日
●【日米同盟と原発】第4回「ビキニの灰」(3)食卓から魚が消えた(東京新聞2012.12.25)


★★経団連「提言」を批判する!
2013年の新年、労働者は資本家を徹底的にやっつける思想を復権しよう!
★下劣で質の低い経団連提言「国益・国民本位の質の高い政治の実現へ向けて」批判

 日本は末期とはいえ資本主義社会である。だからこの資本主義の支配階級である資本家団体のトップの「年頭の提言」(1/15発表)を、労働者階級としては打倒する相手として、きちんと対象にしようと読んでみたが、そのお粗末さ、展望の無さは極まっている。
▼第1に、時代認識がまるで(大恐慌突入以降とりわけ)皆無である。資本主義それ自身が自ら作り出した矛盾と破産でどん詰まりに陥り、その正否を問われているのに、現状を嘆くことしかできないありさまである。以下引用する。
『現状認識:危機に直面する日本
目下わが国は、内外に重大な課題が山積し、まさに内憂外患と言っても良い状況にある。東日本大震災からの復興の加速、長引くデフレからの脱却、大胆な規制改革などを通じた成長力強化、主要国で最悪の状況にある財政の健全化、社会保障制度の持続可能性確保、原子力を含むエネルギー政策の再構築、TPPをはじめとする経済連携の推進、外交・安全保障政策のたて直しなど、いずれも待ったなしの課題である。とりわけ、グローバリゼーションの進展の中にあって、企業をとりまく事業環境のイコールフッティングの確保と日本国債に対する国際的な信認の維持は最重要課題である。
 危機とも言える今日の状況から脱却するためには、強力な政治のリーダーシップが求められる。』
…「重大な課題が山積」「内憂外患」「最悪の財政」・・「危機とも言える今日の状況」これを、「わが国」の危機というが、資本主義・資本そのものの危機なのだ。どこかうまくいっている国や資本があるわけではない。もちろんこの大恐慌の中でも、資本はボロ儲けをしている。しかし未来は見えない。なぜなのか。資本主義そのもののもつ基本矛盾を絶望的な形で延命させてきた結果なのだ。各産業企業も国家もほとんど2、3を残してすべてをつぶしてもなお有り余るほどの過剰生産力、過剰資本なのだ。これは資本主義である限りまったく解決不能だ。ここに大恐慌の根底を規定している資本主義自身の矛盾がある。今や、国家間企業間の生き残りの対立・戦争も孕んだ争闘戦となっている。第1次大戦、第2次大戦も根底にこうした矛盾があった。戦争で解決するのか?しない! まして今日、世界戦争とは核戦争だ。
▼第2に、「国民本位」などという大嘘が、すぐばれるようなとんでもない労働者蔑視の思想で、反原発や反失業の闘いを圧殺したいという意図を表しているということだ。以下
引用する。
『日本政治の状況:問題解決能力の低下
こうした中で、わが国の政治を見ると、問題解決能力が著しく低下しており、経済界として強い危機感を抱かざるを得ない。
第一は、ポピュリズムの政治の傾向が顕著になっていることである。わが国は今後、国民にとって痛みを伴うような厳しい改革を推進していかねばならない。しかるに、多くの政党、政治家は、世論調査などを気にするあまり、ともすれば万人受けのする政策のみを口にし、必要な負担、義務、責任を国民に求めることを回避する風潮があることは否定できない。また、国民がそれに安住している面もある。』
 問題解決能力の低下とは、資本主義の末期である新自由主義に特有な政治危機と政治がますます空々しいウソとペテン化している現実への、資本家の悲鳴でしかない。とりわけ3・11で多くの労働者がこの社会のデタラメさを感じ取り、いわゆる議会政治に任せるのではなく、自ら動き始めている。今のブルジョア政治への根本的拒否、絶対反対の怒りと闘いが新たに生み出されている。このことを見すえられずに、政治危機の原因を、政党だけでなく「国民が安住している」からなどといって、労働者のせいにするとはまったく許し難いのを通り越して、やはり資本家たちは「終わってる」と感じる。その上で危機感丸出しでもっと負担、義務、責任を押しつけ痛みを強制しなくてはいけない、デモなどつぶしたいという意図がありありなのだ。そこには野田を倒したのが自民党ではなく、労働者の怒りであり、それが安倍にも向かい、さらに資本家と資本主義そのものに向かうことへの怯えがあるのだ。
 それにしても何という無責任な言辞だろうか。3・11の現実、責任などまったく彼らには感じることもできないのだ。こうした連中が今の社会の支配者であることじたい、到底耐え難いことだ。それを許すことは我々もまた屈することだ。絶対こんな奴らは倒さなければならない。反原発で立ち上がっている労働者人民の闘いのもつ広さと深さ、時代を切り裂く根底性に、資本はおののいている。特に、この反原発が階級的な労働運動、労働組合再生のたたかいと結びつくことをおそれている。この恐れを現実にしてやろう。
▼第3に、この「提言」の結論は、資本家がもっと口を出すから、政治家は、「衆参のねじれ」とか民主主義的な形式はどんどん壊して、「国の将来のために、国民にとって痛みを伴う政策を実行」せよという。選挙制度、立法府制度の改革の項では露骨に「改憲して二院制など変えてしまえ」とまで言う。要は改憲ができる、クーデターができる政治になれということだ。それをやりきる「国民を説得し、理解を得る世界の政治のリーダーを」などとのたまうのだ。経団連自身の危機もかなり極まっている。そこにはこの間何度も米倉会長は「TPP」を呼号しているが、この提言では具体的には出していない。まるで、TPPとかあらゆる問題でうまくいかないのは、やはり国民(労働者のことだ)を気にしすぎてどんなデタラメでも押し通すような独裁的な政治がないからだとでも言わんばかりだ。しかしこうした資本家中枢の状態は、自ら生き残りをかけてデタラメでも矛盾だらけの攻撃を労働者にかけると、同時に社会が大混乱することも半ば自覚しており、それらを暴力的・独裁的政治で乗り切ってほしいという願望なのだろう。そうはさせない!
 彼らはこうした「政治改革」に展望もないことは感じており、一方で、資本による直接の労働者支配の全面的反動政策を強行しつつある。それが、JR東を先頭に開始されている業務の外注化=フルアウトソーシングであり総非正規職化である。この春の改正労働契約法、改正高齢者雇用安定法の施行を通して、非正規職の5年雇い止めNTT型の65までの雇用延長を口実とした総額人件費の大幅カットなど、すべて外注化・非正規職化し、雇用も安全もすべて崩壊しても後は野となれという絶望的政策に突き進むことだ。
 電気大手などでここ数年始まっている「追い出し部屋」とは、まさに80年代に国鉄分割・民営化で行われた労組破壊と「人材活用センター」そのものだ。1047名解雇撤回闘争、JR外注化阻止闘争がいかに全労働者の明日を決める勝負のたたかいなのかが、ここからも言い切れると思う。
★結論 資本の弱みは、資本とは常に過去を壊さなければ生きられない、歴史を見据えられない存在であることだ。一方労働者は、常に原点に立ち返って、新たな飛躍に挑戦できる。壊されても壊されても労働者である限り団結を奪い返さないと生きていけない存在である。また、他を潰さなければ生きられない資本ではなく、隣の労働者、他の会社、地域、国々の労働者と団結できるのが労働者だ。
 2月17日、1987年の国鉄分割・民営化時に、数千の労働者がJRから排除された2・16から26年目のこの日、あくまで労働者の団結の力で、民営化・外注化・非正規職化・労組破壊と対決して、2013春闘を、断固たたかうために、集会に集まろう!
▼2月17日(日)17時〜 すみだ産業会館(JR錦糸町南口駅前・丸井8階)
▼1月19日(土)18:30〜東京西部ユニオン旗開き 
▼1月26日(土)19:00〜NAZEN杉並学習会 
▼1月27日(日)14:00〜都政を革新する会旗開き


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国鉄分割・民営化ー闘いの歴史!!
▼1985年第一波ストにむかう動労千葉の職場と11月17日、日比谷野音の総決起集会
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ライフサイクル制度撤廃!ハンドルを取り戻すぞ! 新春座談会 日刊・動労千葉NO.7434 1/13

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津田沼の滝厚弘君がライフサイクル制度により駅へ強制配転されてから2月で丸3年を迎える。本年は滝君が希望どおりハンドルを取り戻す闘いの年となる。北嶋君も運転士へ戻す闘いの中で、ライフサイクル制度を廃止に追い込む一年でもある。ライフサイクル制度廃止に向けた決意をうかがいました。(文責編集部)
◎新春座談会出席者(敬称略)
 北嶋 琢磨 (青年部長 千葉転)
 滝  厚弘 (副 〃 津田沼)

山口 滝君は、駅への強制配転がもう丸3年、北嶋君も2年になるよね。会社の「運輸のプロ」をつくるという言い方で駅に行かされた訳だけど、実際にやってみて、どういう感じなのか聞かせて下さい。
滝 「運輸のプロ」を基準にして言うと、運転士の経験は全く生かされないというのがライフサイクルの実態ですね。輸送混乱や最終列車遅延の時に今までの経験から現場の状況を判断して、指令に連絡しても指令は耳も貸さないというのが現状です。他の駅からも声は出ているんだろうけど改善されない。この間も支社の職場訪問会とかで意見を言ったけど、一向に改善されないのが実態です。「お客様サービス」とか言っているわりには、どうするつもりなのか。どこで運輸のプロをつくるのか不思議ですね。
山口 会社の言うことと実際は違うと聞いたけど、具体的にどういうことかな。
滝 ライフサイクルと言っても、駅業務の内容に違いが出ていますね。
北嶋 千葉駅だと、配置されるのはホームだけじゃないですか。他のある駅では出札、改札もありとか。
滝 津田沼駅は、初電から5時45分までは改札係ですからね。大網駅だと兼務になっているんじゃないかな。
北嶋 大網駅の出札は、券売機の清算もやっているはずですね。また成田駅に関しては、5、6番ホームで助役がやっていたことを全部やっているような話を聞いています。
山口 成田駅は今までは全部助役がやっていたんだよね。要するに運転主任がやる仕事を今は助役がやらない代わりにライフサイクルで行った運転士がやっているんだよね。
▼駅業務の外注化と一体
滝 おそらくCTS(千葉鉄道サービス)とか委託会社に駅業務を丸投げできる制度が確立するまでは、ライフサイクルを使って繋ぎで駅業務をやりなさいということだと思う。最終的には全部委託するつもりじゃないのかな。
 「運輸のプロ」は聞くけど、それなら「駅のプロ」がいてもおかしくないと思うんだけど、実際はまず出てこないと思う。今の駅はほとんど契約社員に置き換えられているから。
北嶋 だから本来、社員がやる仕事をそのまま契約社員にやらせて、駅事務室に詰めている人が助役の代行みたいになっている。結局、全部「あっち行け、こっち行け」で、やっているのはグリーンスタッフ社員。見ていて本当に一生懸命働いてるけど、みんな低賃金に抑えられている。この間、そのうちの一人と話したら、試験を受けたけど落ちたと言っていました。…
(★全文は→→http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2013_01_06/n7434.htm )


国鉄水戸動力車労働組合第31回大会&旗開き2013年1月13日北島邦彦すぎなみ未来BOXより
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国鉄水戸動力車労働組合の大会と旗開きに、申しわけないと言うか、恥ずかしながらと言うか、初めて出席させてもらいました。JR外注化で10人の組合員が強制出向の攻撃を受け、そこから現実に強制される労働者の分断攻撃=労働組合破壊攻撃が、きわめて重たいものとして現場にかかっていることがよくわかりました。にもかかわらず、「勝利した!」と胸を張って断言する青年組合員、「外注化攻撃との対決はこれから、第2ラウンドだ!」と言い切る執行部の姿勢こそ、JR総連カクマルとの死闘を先頭でやりきってきた動労水戸の強さだと実感!自分たちがやってきた闘いに確信をもとうってことですよね。


新年初の「原発ノー」 .救援本部ニュース411号 2013.1.16
新年初の「原発ノー」「二人で来れば月数千円かかるし、日々の暮らしで精いっぱいの人は来れないでしょう。どんな思いで(みんなが)来ているのか、首相や議員は想像してほしい」
 「原発は必要ない。みんなで頑張りましょう! エイエイ、オー」。愛知県から参加した若い女性が勢いよく拳を突き上げました。今年最初の首相官邸・国会前行動が1月11日夕方6時から行われ、「安倍はやめろ!」「再稼働やめろ!」の大コールが首相官邸や国会議事堂にたたきつけられました。全学連の学生も鋭い声で叫びます。文科省前―財務省上では、ふくしま集団疎開裁判の会の抗議・宣伝行動も行われました。
 戦後の財政規律=日銀の歯止めを取り払っての湯水のような国債乱発・公共投資、原発推進、安保・沖縄基地強化、軍事予算増額、改憲準備、労働規制撤廃…。なりふり構わず資本の救済と戦争政策に走る極右安倍政権に対して、人びとの怒りは日に日に激しくなっています。
  官邸・国会前行動も青年の姿が増え、午後7時を過ぎても仕事を終えて職場から駆けつける人が絶えません。みんな本気で怒っているのです。
 首相官邸前では埼玉県から来た男性が「昨年5月から2カ月間、すべての原発が停止した。今年こそ、期限付きでなく本当の原発ゼロまで頑張る。安部総理、再稼働は絶対に認めない!」と声を張り上げました。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10111995.html )


配属先は 「 追い出し部屋 」 〈 限界にっぽん 〉 12/31朝日
●社内失業者
 【千葉卓朗、横枕嘉泰】赤字にあえぐパナソニックグループに、従業員たちが「追い出し部屋」と呼ぶ部署がある。
 大阪府門真市のパナソニック本社から遠く離れた横浜市の子会社。工場などがたつ敷地内のビル「S10棟」5階にあるその部屋は、看板もなく、がらんとした室内に100台ほどの古い机とパソコンが並ぶ。そこに、事務職の女性が配属されて3カ月がたつ。
 おもな仕事は、ほかの部署への「応援」だ。「要請があれば駆けつけて、製品を梱包(こんぽう)する単純作業などをこなす」。応援要請がないと、することはほとんどなく、終業時間が来るのを待つしかない。
 様々な部署からここに、正社員113人が集められた。この女性のように、働き盛りの30〜40代までもが対象だ。
 配属されて最初に受けた「研修」では、自己紹介のやり方を見て、みんなが「だめだし」をするグループ討論をさせられた。
 初めての「応援」は、携帯電話の箱詰め作業。入社以来初めて、「Panasonic」のロゴが袖に入った作業着を身につけた。他工場から持ってきたベルトコンベヤーの横に並び、30秒に1個、流れてくる携帯電話を段ボール箱に詰める。
これまでは主に非正規の社員がやっていた仕事だった。

 「私の人生、変わってしまった」。その後も、他部署の仕事を手伝う日々だ。
 この部屋の正式名称は「事業・人材強化センター(BHC)」。女性が働く会社には今年8月できた。
 その少し前に上司に呼ばれ、「今の部署に君の仕事はない」と告げられた。会社が募集する希望退職に応じるか、「BHC」への異動を受け入れるか。
 数日迷った末に、子供のことを考えて「残ることにしました」と告げた。すると上司は「BHCに行っても、1年後どうなるかわからない。このことは理解しましたね」と念を押した。

■会社「退職強要ではない」
 朝日新聞が入手した内部資料によると、BHCが今あるのはパナソニックの子会社2社。在籍者リストには計449人の名前が、肩書などとともに記されている。両社の全従業員の1割弱にあたる人数だ。
 BHCについて、会社側は社員向けに「新たな技能を身につけてもらい、新しい担当に再配置するための部署」と繰り返してきた。だが社員たちには「余剰人員を集めて辞めるように仕向ける狙い」(50代社員)と受け止められている。
 これについて、パナソニック本社は「(会社を追い出すためだというのは)受け止め方の違い。会社として退職を強要するものではない」(広報グループ)と説明する。
 子会社2社のBHCから、別の部署やグループ内の他社に「転籍」できた人は数十人いる。ただ、9月末までに32人が退社し、転籍した人より多いという。
 BHCを最初に設けたのは数年前、パナソニック本体の半導体部門だった。「以前は余った人員を他部署で受け入れることもできたが、韓国や中国企業との競争激化でその余裕はなくなった」(パナソニック本社広報)という。
「余った人員」が集められているのが、BHCというわけだ。 製造業の「国内回帰」を引っ張ってきたパナソニック。だが海外勢に押され、2年続けて巨額の赤字を出す見込みだ。
 つい最近まで安定していた大企業ですら雇用を支えられなくなり、就職氷河期を勝ち抜いて正社員の座をつかんだ30〜40代にまで人減らしが及ぶ。会社に見切りをつけて新天地を求めようにも、良い働き口はない。
辞めるに辞められず、仕事がある部署への転籍もかなわない「社内失業」が増えていく。

 今年、急な経営悪化で人減らしを打ち出す大企業は相次いだ。創業100年で初めて大がかりな希望退職を募ったシャープ本社でも10月、大阪府内に住む40代の男性は上司にこう言われた。
 「この職場にいても、ポジションはありません」
 「ちょっと待って下さい。これじゃ指名解雇じゃないですか」。頭が真っ白になった。
     ◇
 グローバル競争が激しさを増すなか、働き手が揺さぶられている。政府の支援を受けた新興国の企業が台頭し、欧米も「雇用の創出が政府の仕事」(オバマ米大統領)と国をあげて対策に乗り出す。
「雇用は労使の問題」と企業まかせにしてきた日本の限界が見えてきた。
「限界にっぽん」第2部では、日本が抱える難題と向き合う大阪を主な舞台に、雇用と経済成長をめぐる政府の役割や責任を考える。

●社内失業者 自分の出向先探しが仕事
30代正社員の人減らしが大企業で増えている
 この男性は、シャープに入社して20年余り。始発で出勤して終電で帰る営業の最前線で働き続けた。「仕事はきつかったが、雇用を守る姿勢を明確にしていたシャープの社風は誇りだった。裏切られた気持ちでいっぱいでした」。数週間後、会社に退職を告げた。
 「経済の再生」を掲げる安倍政権が発足し、金融市場は株高に沸いている。だが自分は、失業から抜け出す道がまったく見えない。「金をばらまくだけで、日本も自分も立ち直れるとは思えない。また看板倒れになるのでは」。寒風が身にしみる師走だ。
 日本では、経営難の企業が従業員を解雇することは過去の裁判例できびしく制限されている。そこで企業は、仕事を与えられない社員に自主退職を促し、株主や銀行に約束した「人減らし」計画の達成をめざす。

 「キャリアステーション室」(ソニー)、「プロジェクト支援センター」(NEC子会社)……。「追い出し部屋」に似た部署が大手企業で目立つようになったのは、ここ数年だ。
 大阪城近くのオフィス街。NECグループ各社が入る高層ビルの一室で、ICレコーダーを聞きながら会議録をつくっていた男性社員はやりきれなさを押し殺していた。
 できたばかりのNEC子会社の「支援センター」に4月、配属された。約20人の同僚は、品質保証やシステム開発など幅広い部署から来ていた。他部署の「応援」と「雑用」の毎日。2カ月がたって心が折れそうになると、前の職場の上司から呼ばれた。
 「考えたらどうだ」。募集中の希望退職をすすめられた。断っても、また呼ばれる。こんな面談が6回つづいた。
「提携する人材サービス会社を利用すれば、無料で求人の紹介や面接指導を受けられる」というので訪ねたら、「退職を決めた方にしかサービスは提供できません」。
 朝日生命保険が4月に新設した「企業開拓チーム」での「仕事」は、社員自身が「自分で社外の出向先をみつけること」だ。
 「商品は自分。みがいて売りこんでください」。東京都内の繁華街に立つ雑居ビルの一室。講師をつとめる人材サービス会社のスタッフが声を張りあげていた。営業や総務部門から配属された30〜50代の十数人が耳をかたむける。
 ある男性社員は毎朝9時に出勤すると、パソコンに向かい、転職サイトなどで中途採用の求人をみる。履歴書を送り、面接にもでかけていく。この数カ月で150社以上に採用を申しこんだが、まだ決まらない。
 「もう無理だ、とあきらめて退職願を書く。それが会社のねらいでしょう」
 企業側は「各プロジェクトを支援する補佐役は重要」(NEC)、「出向は人材育成や取引先との関係強化に必須」(朝日生命)などといい、退職に追いこむ意図はないと説明する。だが、社員側では「不要になった社員を追い出すための部署」という受け止め方がある。


【日米同盟と原発】第4回「ビキニの灰」(東京新聞2012.12.25より)(3)食卓から魚が消えた 

▼1954年3月16日、東京・築地市場で第五福竜丸が水揚げしたマグロの放射能を測定する専門家ら
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◆被ばく 迫る恐怖
 ビキニ事件が新聞報道で伝えられた翌日の一九五四(昭和二十九)年三月十七日、東京の築地市場では競り値が暴落した。「東京都中央卸売市場史」によると、十七日朝の取引は産地にかかわらずマグロが半値、近海のヒラメや干物の価格まで値を下げた。
 第五福竜丸が水揚げしたメバチマグロやキハダマグロから高濃度の放射能が検出され、他の魚介類全体も敬遠された。
 厚生省(現・厚生労働省)は翌十八日、「入荷する鮮魚は食用として不安がない」との大臣声明を発表。しかし、値崩れは止まらず、築地市場は十九日、競りの中止に追い込まれた。市場がこうむった被害総額は一カ月間で当時の額で一億八千万円(現在の十九億円相当)に達した。
 「原子マグロ」の言葉に代表される風評被害で、全国あちこちの鮮魚店やすし店は休業に追い込まれ、庶民の食卓から刺し身や焼き魚が消えた。
 ビキニ事件の発覚から半月ほどたった五四年四月二日。築地市場で開かれた「買出人水爆対策市場大会」で、東京都内の鮮魚店主ら五百人が怒りの声を上げた。
 米国は第五福竜丸の被ばく後もビキニ環礁で水爆実験を行い、今後も続行する方針だった。会場で「魚屋殺すにゃ三日はいらぬ ビキニ灰降りゃお陀仏(だぶつ)だ」と書いたビラを配り、政府や米大使館に原水爆禁止を求める署名活動を始めた。
 集会を呼び掛けたのは東京・杉並区の鮮魚店「魚健」の主人、菅原健一(48)。菅原の六女で、現在七十歳の竹内ひで子は当時小学六年生。「父が『もう日本の海を汚されるのはごめん。おまえたちの誰も核戦争に巻き込みたくない』と口癖のように話していた」と振り返る。
 戦時中、広島、長崎の原爆で世界唯一の被爆国となり、核の恐怖を身をもって体験した日本。しかし、広島、長崎の被害が爆心地を中心とする限られた地域だったのに対し、ビキニ事件がクローズアップしたのは「海→魚介類→人体」の食物連鎖を通じて誰もが被ばくするという放射能汚染の深刻さだった。
 政府が五月から実施した調査船「俊鶻(しゅんこつ)丸」の測定で、汚染範囲が幅広い海域に及んでいたことも拍車をかけた。四方を海に囲まれ、日常的に魚を食べる日本人にとり、核実験による海洋汚染は見過ごせない問題となった。
 菅原らの訴えに真っ先に反応したのは、同じ杉並区に住む女性たちだった。子どもの命を守ろうと、母親や若い女性らが駅前や大通りに机を並べて署名集めに協力した。
 戦後間もない当時、女性らの街頭活動は珍しかった。彼女らがガリ版で作った手書きのビラに、活動の様子がつづられている。
 「足が疲れて交番で休ませていただいていると、お巡りさんも快く署名された」「戸別訪問で『署名で水爆はなくならないでしょう』と話す奥さんを説得したら、家族七人全員が署名してくれた」
 杉並の運動は当時、普及台数一千万台を超えたラジオや前年二月に放送を始めたテレビなどのニュースを通じて全国に広まり、八月には「原水爆禁止署名運動全国協議会」が発足。会には日本人初のノーベル賞を受賞した物理学者、湯川秀樹(47)も参加した。
 第五福竜丸の無線長久保山愛吉の死去からおよそ二週間後の十月五日、署名は被爆地の広島、長崎などを含め全国千二百万人に上った。翌五五年八月に広島で開く第一回原水爆禁止世界大会までには人口の三分の一に相当する約三千万人の署名が集まった。
 米ワシントンの国立公文書館には一連の運動を報じた日本の新聞記事の英訳文が所蔵されている。米陸軍情報部が当時、在日米大使館を通じて収集したものだった。米国は日本の反核運動が反米運動につながることを恐れていた。

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2013年01月13日

<3月雇い止め解雇阻止・非正規職撤廃>の春闘にたちあがろう!

動労千葉の「外注化阻止春闘」と固く連帯して
ユニオン<3月雇い止め解雇阻止・非正規職撤廃>の春闘にたちあがろう!
2013年、労働者が社会を変えられる事を示そう!


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▲1/10阿佐谷デモするNAZEN杉並「安倍倒して原発なくそう!」

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▲住宅街の上を飛ぶオスプレイ

■本日のもくじ
●ひと言! 動労千葉・田中委員長のあいさつ
●NAZEN杉並が新年初の阿佐ヶ谷デモ2013年1月12日 13:05前進・速報版より
●外注化粉砕!第2ラウンド!組織拡大・労働運動再生 日刊・動労千葉NO.7433 1/12より
●除染下請け天引き横行 救援本部ニュース409号 2013.1.13
●下請け・孫請け「除染」のデタラメ! 救援本部ニュース407号 2013.1.9
●不当解雇追認判決弾劾!ジェコー労組は闘うぞ2013年1月8日合同一般全国協hpより
●女川原発に反対してきた篠原弘典さん .救援本部ニュース408号 2013.1.11
●大間原発建設やめろ!Jパワー本社前抗議行動2013/1/09 19:43百万人署名運動hpより
●東日本大震災:陸前高田と釜石のがれき都が受け入れ 毎日2013年01月11日 地方版
●【日米同盟と原発】第4回「ビキニの灰」(2)俺たちで終わりに(東京新聞2012.12.25)
●パククネ政権下の資本攻勢と対決、希望バス再始動 2013年1月 9日前進・速報版より
●言論弾圧許すな!南方週末の出版労働者スト2013年1月 9日 23:15前進・速報版より


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★関西合同労組・郵政非正規部会のビラ↓
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★★ひと言! 動労千葉・田中委員長のあいさつ
 1月12日、われわれ東京西部ユニオンが手本にし、心から共に闘って来た動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)の団結旗開きが行われた。そこで田中康宏委員長は30分の新年第一声の演説を行った。(以下、田中委員長あいさつの要旨―引用者)
1)昨年2012年は、12年間阻止し続けてきた「電車検修業務の全面外注化」が強行開始されたこと、そして一方で、国鉄分割・民営化反対・1047名解雇撤回の裁判で、25年目にして、反動判決でありながら、国家的不当労働行為の一端を暴いたこと、この2つの点で、大きな節目となった。
2)今年の闘いにあたって、動労千葉は原点にたちかえる。原点とは「反合理化・運転保安闘争」である。72年船橋事故闘争などの動労千葉の闘いは、合理化を進める資本・当局側の最大の矛盾・弱点である「安全」という点を、労働組合の側から徹底的に攻めて「事故の責任は一切、労働者にはない」と中野前委員長が言いきって組合員が爆発的にたちあがる大闘争になった。今回の外注化との闘いは、安全の崩壊とともに雇用の破壊との闘いだ。これは今正規・非正規に分断されているすべての労働者、青年労働者に応える闘い。現場から闘いを必ず生み出す。
3)職場と結びついた外注化撤回裁判闘争は、まったく新たな挑戦。今雇用改善という名目で猛毒のような法改定が今年施行される。労働契約法、高年齢者雇用安定法です。ここでは5年間非正規で雇用されたら本人申し出で期限の定めのない雇用にしなければならないと。今の資本がやりますか? JRのグリーンスタッフは5年で雇い止め解雇され今外注会社に行かされ駅の外注化に使われている。また高齢者雇用は65才まで原則雇用しろというが、これもNTTなど60〜65までの賃金のため全労働者の賃下げをすると。雇用・賃金破壊との対決と外注化との闘いは一体です。
4)情勢について。安倍政権はとんでもないデタラメな反動をやろうとしているが、この大恐慌や3・11で本当に展望がない。公共事業で10兆、10年で200兆というが、こんなものは破綻するに決まってる。労働者人民の怒りはあらゆる所から満ちてあふれ出す。反原発も昨年をこえてさらに進む。われわれは、その多くの怒りと階級的な労働組合の再生、職場生産点と結びつけたい。結びつかなければ本当に勝つことはできないと思う。
5)最後に今春闘期の闘いの方針は、2月1日のライフサイクル阻止闘争で、強制配転されてきた青年を絶対奪い返していく。さらに3月ダイヤ改定闘争を中心に、外注化阻止春闘としてストライキを配置して闘う。ただちにすべての組合員の職場に入り、全力あげて今春闘の闘い方を一緒につくりあげていきたい。組合員のみなさん、今年もともに闘おう。


NAZEN杉並が新年初の阿佐ヶ谷デモ2013年1月12日 13:05前進・速報版より
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 1月10日、NAZEN杉並は、新年の旗開きとなる阿佐ヶ谷デモを行いました。いろいろな行事が重なり、準備もままならぬ中での30人ほどのデモでしたが、それだけに参加者の闘志はいや増しに増し、阿佐ヶ谷デモにおいては最高に元気のあるものになったのではないでしょうか。
 昨年12月の山本太郎選挙に示された7万人の「原発廃炉」の声を具現化するには、私たちNAZEN杉並が山本太郎さんと7万人の想いを引き継ぐような運動と組織をつくることだと確信しています。杉並の地で新たな反核運動をつくりだし、「原水禁運動の発祥の地・杉並」を現代的に再創造していく闘いでもあります。
. 安倍超反動政権の誕生―石原伸晃環境相・原発事故担当相(!)就任は、安倍政権と東京電力をはじめとする全資本が、杉並から反原発運動をたたき潰すことに賭けていることを示して余りあります。山本太郎選挙に内包されていた怒りのエネルギーが、いかに日本帝国主義を震えあがらせているかがよく分かります。2013年、原発を焦点にした階級闘争の主戦場=杉並の地で、3・1ビキニデー集会を復活させる取り組みにも挑みます。NAZEN杉並が果たす役割はきわめて重大です。多くの仲間のみなさんと力を合わせて大成功させたいと思います。(NAZEN杉並・北島邦彦)
.

外注化粉砕!第2ラウンドへ!組織拡大・闘う労働運動再生を!日刊・動労千葉NO.7433 1/12より
新春インタビュー 大失業と戦争に突き進む安倍反動政権と対決し、階級的労働運動の復権を!―田中委員長に聞く
■外注化攻撃との闘いをはじめ、昨年は本当に大変な闘いの連続でした。
 明けましておめでとうございます。
 昨年10月、検修構内業務の外注化が強行されて40名以上の組合員がCTSに強制出向させられました。2001年以来十年以上、激しい組織破壊攻撃を受けながら、外注化だけは許してはならないと真正面から立ち向かい続けてきた課題だっただけに、動労千葉にとっては国鉄分割・民営化に次ぐ位、大きな節目になる年でした。
 それともう一点。ついに1047名闘争で国鉄改革法の壁に穴を開ける手がかりをつかみとった。6・29判決です。動労千葉の9名は、当初、JR採用候補者名簿に搭載されていたのに直前に「不当な動機」によって作られた不採用基準によって外されていたことが明らかになりました。
■新たな闘いの始まりですね。
 あらためて原点に返らなければいけないと感じています。外注化問題にしても、不当解雇問題にしても、敵の側からしたらとっくに始末がついているはずの問題。それがわれわれの闘いによって今現在火花を散らす攻防戦に持ち込んでいる。確かに全体が闘いの旗を降ろして、雪崩うって屈服していく困難な状況ががあるのも事実ですが、われわれが実現してきた闘いのもつ意味は決定的です。シニア制度では、外注化を容認しないからと先輩たちが30人も再雇用を拒否されクビになっていくとか、その後の激しい組織破壊とか、闘いの過程は本当に大変でした。国鉄分割・民営化の時も同じでした。だけど、動労千葉の組合員は25年間団結を守って闘い続け、いい勝負に持ち込んでいます。NTTとか他の企業で起きていることを見て下さい。もしわれわれが検修構内外注化問題でも徹底抗戦に持ち込んでいなかったら、今頃は転籍を含めまさに全面的な攻撃になっていた。職場の団結を守りぬけば、必ず新たな展望をつかみとることができると確信しています。
 労働者を突き落とし、安全も何もかも投げ捨てていく。こんなやり方は絶対間違っている。しかも、今回の攻撃は始まりに過ぎない。民営化・外注化という攻撃は一旦認めたら、どこまでもエスカレートしていく攻撃です。…
(★全文は→→http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2013_01_06/n7433.htm )


除染下請け天引き横行 救援本部ニュース409号 2013.1.13
原発労働と同じ。何層もの外注化で現場の非正規職に犠牲が集中している
 除染作業で出た土壌や枝葉、洗浄水などの汚染物をそのまま放置したり、河川に流したりした不法投棄が明るみに出る一方、除染作業に当たる多重下請けの作業員に対する賃金や危険手当のピンハネの横行が続いています。
  日給が宿泊代や食事代の名目で天引きされ、現場の非正規職労働者には、危険手当の1万円以外にはわずか千円しか賃金が支払われていない! その宿舎は国から無料で借りたもの。元請けのゼネコン資本と何層も重なった下請け業者が丸々もうける構造が作られているのです。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10093135.html )


下請け・孫請け「除染」のデタラメ! 救援本部ニュース407号 2013.1.9
除染作業で集めた汚染土壌や草木、汚染水の不法投棄を繰り返す
 「除染すれば安全になる」と言いながら、金もうけのために、福島の川と海と大地をさらに汚し続けるのか! 
 大手ゼネコンによる「除染」作業のデタラメに怒りが燃え上っています。
 除染作業で出た汚染土壌や草木を袋に回収しないで川や「その辺」に捨て、洗浄作業で出る汚染水も流しっぱなし。道路縁の刈った草などは片付けもせずそのまま帰る。「そもそも仮置場が足りない。『置くところがないから仕方ないぺ』と捨てることが日常茶飯事に」(!)
 作業は、大手ゼネコンの孫請け業者の作業員が行い、その作業員の危険手当すらピンハネされている事実も明らかになっています。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10076078.html )


不当解雇追認判決弾劾!JAM神奈川ジェコー労組は闘うぞ!2013年1月8日合同一般全国協hpより
 2013年1月7日、埼玉地裁熊谷支部は、JAM神奈川ジェコー労働組合の2組合員への不当な解雇を追認し、「地位確認」裁判の訴えを棄却する極悪な反動判決を下した。
 ジェコー労組はただちに支援者と抗議集会を開催し高裁段階への決起を決定し、さらに勝利まで、必ず勝利するまで闘い抜くことを明らかにした。そして、ただちに怒りの決起に立ち、昼勤務の退社社員と夜勤者への情宣へむけて門前に移動した。ジェコーで働く労働者に闘う労働組合への結集と支援を呼びかけ、資本への抗議と戦闘宣言に立った。…
(★全文は→→http://www.godoroso-zenkokukyou.org/grz/?p=2295 )


女川原発に反対してきた篠原弘典さん .救援本部ニュース408号 2013.1.11
「自然界に存在しない放射能を生み出し、気の遠くなるような年月管理しないといけない。原発で働く人の被ばくも避けられない。原子力は過酷事故を起こす危険性をはらんだ技術。平和という名の下に軽々しく利用していいものではない」子どもたちを被ばくから守る。原発を絶対再稼働させない!
 1月3日付東京新聞に、40年以上前から宮城県の女川原発に反対してきた篠原弘典さんの人生が紹介されています。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10082533.html )


大間原発建設をやめろ!Jパワー本社前で2013年第一回抗議行動やりぬく2013/01/09 19:43 百万人署名運動hpより
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1月8日(火)午後4時から、8・6広島-8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行李員会の呼びかけで、青森県の大間原発工事を強行中の電源開発(Jパワー)本社への第三弾(今年初)の抗議行動が行われました。要請団の申し入れは1時間に及び、建物の外でもビラまきアピールと、大間原発建設工事をただちにやめろ!と迫りました。Jパワー本社は、東京メトロ日比谷線の東銀座駅4番出口から昭和通りを新橋方向に歩いて2〜3分のところにあります。…
(★全文は→→http://million.at.webry.info/201301/article_2.html )


東日本大震災:陸前高田と釜石のがれき、東京都が受け入れ処理 可燃系混合物5万トン /岩手 毎日新聞 2013年01月11日 地方版
 東京都は10日、東日本大震災で発生した陸前高田市と釜石市の災害廃棄物計5万トンを新たに受け入れ処理すると発表した。沿岸北部と比べ、東京電力福島第1原発事故の影響が懸念される両市の災害廃棄物の広域処理受け入れは、東北地方以外では初めて。
 対象は木くずやプラスチック類など可燃系混合物で、陸前高田市2万9000トン、釜石市2万1000トンを今年4〜12月までに受け入れ処理する予定。
 両市はこれまで独自処理を進めていたが、都と県の締結した協定の枠組みに従って県が両市に代わって搬出まで請け負う。県廃棄物特別対策室は「新たに災害廃棄物の処理を追加して行っていただけることは被災地全体にとっても非常に力強い支援だ」と歓迎する。
 都はこれまで宮古市の可燃系混合物1万8011トンを昨年6月まで受け入れ処理し、同7月から今年3月までに大槌町の可燃系混合物も2万3700トン受け入れる計画。【金寿英】 ★→→http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130111ddlk03040019000c.html 


【日米同盟と原発】第4回「ビキニの灰」(東京新聞2012.12.25より)(2)俺たちで終わりに 

◆久保山の「遺言」
 「邦人漁夫、ビキニで原爆被害?」「降灰の放射能受けて」「危険を知らぬ船員たち」−。中部日本新聞(現・中日新聞)は一九五四(昭和二十九)年三月十六日付の朝刊社会面トップで、第五福竜丸の被ばくを大々的に報じた。
 二日前の十四日、静岡県焼津市へ戻った乗組員二十三人はその日のうちに、市内の協立焼津病院(現・焼津市立総合病院)で診察を受けた。このうち、重傷と診断された機関長の山本忠司(27)と甲板員の増田三次郎(27)の二人は東京大学付属病院へ送られ、残り二十一人も焼津病院に入院した。いずれも「急性放射能症」と診断された。
 航海中、船内の異変を外部に漏らさなかった最年長の無線長、久保山愛吉(39)は焼津病院に入院した二十一人の一人。帰港直後の十四日午前、久保山は妻すず(32)の実弟で現在八十六歳の椿原(ちんばら)松男と会い、真相を打ち明けた。「原爆らしきものを見た。キノコ雲もすごいもんだ」
 椿原は「真っ黒い顔をしていた。みんなで晩飯を食おうと約束していたのに…」と振り返る。
 新聞がビキニ事件を報じた翌十七日、米国はようやくビキニ環礁の水爆実験を認める。厚生省(現・厚生労働省)は、焼津病院に東大医学部の医師ら八人からなる調査団を派遣。米国も放射線の専門医師や研究者ら十四人が現地に入った。
 久保山ら二十一人は焼津病院から約十日後、放射能に侵された骨髄組織の治療を受けるため医療設備の整った東大病院と東京第一病院(現・国立国際医療研究センター)へ移った。移送は在日米軍がチャーターした軍用機だった。
 東京第一病院で、久保山を当時診察した医師、熊取敏之(32)らが五五年に「ビキニ放射能症の臨床並に血液学的観察」をまとめている。
 それによると、久保山の被ばく線量は少なくとも五シーベルト。一般の人が一年間に浴びる許容線量一ミリシーベルトの五千倍で、即死しかねない量だった。
 操舵(そうだ)手で、現在八十五歳の見崎進(27)は久保山と同室で、ベッドが隣だった。「八月下旬になると、症状が悪化した久保山さんは奥さんや母親が見舞いに来ても手で振り払い、部屋で暴れていた。『ああ、死ぬのか』『次は俺の番だ』と思って怖くなった」と振り返る。
 その久保山は九月二十三日、息を引き取った。死因は急性放射能症と肝炎による多臓器不全だった。
 地元・焼津市の郷土史家が九三年に発行した著書「死の灰を越えて」は、生前の妻すずが久保山から聞いた最後の言葉を紹介している。
 「原水爆の被害者は俺たちだけでたくさんだ。俺たちで終わりにしてもらいたい」
1954年9月25日、東京都渋谷区の火葬場で、亡くなった久保山さんの遺影と遺骨を手に歩く妻と娘ら
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 乗組員二十三人のうち、現在までに死亡が確認されたのは久保山を含め十五人。そのうち、ほぼ半分の七人が肝臓がんなどで六十歳の還暦を前に亡くなった。八人いる生存者も今なお被ばくの恐怖や後遺症に苦しんでいる。
 操機手だった現在八十歳の池田正穂は退院後、近所の人たちから「放射能がうつる」などと避けられた。偏見から逃れようと漁師を辞め、京都の染め物会社やトラック運転手など住まいや職を転々とした。ビキニの灰で黒ずんだ手の甲をさすりながら「六十年たっても放射能は得体(えたい)が知れん」と漏らす。
 当時冷凍士で、現在七十八歳の大石又七。昨年三月の福島第一原発事故以降、全国各地を回り、自らの被ばく体験を元に放射能や原発の危険性などについて訴えている。
 大石は「放射能の影響を過小評価している点ではビキニも福島も同じ」。肝臓がんを患った経験から「被ばくの本当の怖さは症状が後から出てくること。福島の人たちも長期にわたって影響が出ることも考えられ、国はしっかり調査を続けるべきだ」と話す。
 放射能の恐ろしさをまざまざと見せつけたビキニ事件。その影響は他の漁業者や庶民の食卓にまで飛び火する。


パククネ政権下の資本攻勢と対決し、闘う労働者の「希望バス」が再始動 2013年1月 9日 11:01前進・速報版より

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 1月5日、韓国で、「希望のバス」が1年3カ月ぶりに再始動した。この日の朝、零下12度という寒さをついてソウルの大漢門前を出発したバスは、全国各地からのバスと合流し、計37台・1600人余が、現代車非正規職支会による高空籠城闘争が闘われているウルサン(蔚山)の現場に到着した。鉄道など他の交通手段を利用して集まった人を加えれば2000人を超える労働者、学生、市民が鉄塔の下に結集し、非正規職撤廃までとことん闘いぬくことを宣言する決意大会を開いた。バスは続いてプサン(釜山)に移動。午後8時にプサンの韓進重工業前に再結集し、昨年末、資本の卑劣な労組破壊攻撃への怒りに耐えかねて抗議の憤死をしたチェガンソ烈士の追悼集会を行い、「悲しみをのりこえて再び希望をつくりだそう」と強く誓い合った。 …
(★全文は→→http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2013/01/post-1845.html )


「言論弾圧を許すな!」南方週末の出版労働者がストライキ2013年1月 9日 23:15前進・速報版より
 中国政府による言論弾圧に抗議し、中国の週刊紙である「南方週末」の出版労働者が1月7日よりストライキに突入した。
 1月3日、「南方週末」は恒例の新年の詞を掲載しようとした。そのもともとの題字は「中国の夢 憲政の夢」と題するもので、憲政への熱い思いを謳ったものであった。編集は2日には完成し、印刷に送られる過程で、この原稿が広東省共産党委員会宣伝部部長であるトゥオチェンの命令によって全面的に書き換えられ、題字も「私たちはかつてなく夢に近づいた」とする中華の民族的な復興と強大化を謳う中身になり、掲載された。
. 「憲政の夢はつぶされ、中国の夢は空虚と化した」。事態が発覚した2日の夜から、記者をはじめとする出版労働者たちが弾劾行動を開始した。中国版ツィッター(ウェイポ)などネットに抗議を書き込み、もともとの文章と書きなおされる過程の文章なども掲載した。それが次々と削除される事態となった。
 3日と5日に労働者たちは公開レターを発表し、「第一線の編集記者たちが休暇を取っているときに知らされない形で事態が進行したこと」や「不完全な統計だが、2012年に『南方週末』編集部で書き直されたり削除された記事は1034編に上る」という事実を明らかにした。言論審査に抗議し、トゥオチェンの辞職を訴える署名運動はまたたくまに広がり、7日までに5000人を超えたという。…
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(★全文は→→http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2013/01/post-1846.html )

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2013年01月10日

労働者の怒りの深さにおののいている奴らにこの春の闘いをたたきつけよう

本日、新年・阿佐谷デモ! 福島圧殺内閣は許さない!
1月10日(木)18:30阿佐谷けやき公園集合〜19:00デモ出発
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■本日のもくじ
●ひと言!
●2013闘春 明けましておめでとうございます。 日刊・動労千葉NO.7429 1/1より
●2013団結旗開きに集まろう! 日刊・動労千葉NO.7430 1/4より
●被災地・福島の怒りと力合わせ、社会を変える2013年へ! 救援本部ニュース406号2013.1.3より
●「福島圧殺内閣」倒そう! 救援本部ニュース405号 2012.12.28 より
●戦争責任問い核廃絶と反原発の意思引き継ぐ 救援本部ニュース404号2012.12.26より
●オスプレイ飛行モード、国は調査せず 2013年1月4日 10時08分沖縄タイムス
●福島原発作業員:手足被ばく測定せず…事故後2〜3カ月 毎日新聞2013年01月04日
●手足被ばく:適切対処、信じがたい…専門家、東電批判 毎日新聞 2013年01月04日
●日米同盟と原発・第4回・ビキニの灰(1)第五福竜丸の衝撃 2012年12月25日東京



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1/7鈴木コンクリート工業・工場前に登場
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1/8アメリカンアパレル本店前に初登場
(いずれも北島邦彦すぎなみ未来boxより)


★★ひと言! 
安倍新内閣は、原発再稼働・増設推進を実質的に公言し始めた。福島の、全国の数十万数百万の怒りと行動を圧殺する宣言だ。また、オスプレイ配備への10万人抗議集会に決起してきた沖縄県民に対して、普天間移設はへ名護市辺野古でやるのだと傲然と言い放っている。ここに本質的には脆弱きわまりない安倍政権がおかれている今の資本と国家の末期の姿がある。12・16で野田政権を打倒した労働者の怒りはもっと大きくなって、この政権と資本総体に猛然と向かっていく。総選挙結果のトリックに絶望などしていない。政権を奪い取りながらも、労働者の怒りの深さにおののいている奴らにこの春の闘いをたたきつけよう。
 大恐慌の進展は、株価がどうなろうと資本主義の最後に向かって進んでいる。この春、労働契約法や高年齢者雇用安定法の改定実施をもテコにして、総額人件費の大幅カットと労働者の総非正規化・外注化にひた走っている。その最先頭にJR資本がいる。鉄道の安全だとか技術の継承とか労働そのものの根幹を解体し、ただただ原則的にたたかう労働組合をつぶすこと、そのために分断につぐ分断をして、労働者を資本と国家の存続のためにいつでも使い捨てられるモノにしていく攻撃だ。しかしこれほどエゲツナイ攻撃をしても資本も国家も生き延びることなどできない。
 さてさて、山本太郎さんの選挙が示したのは、膨大な人々が原発をはじめ、今の社会のあり方への根底からのNO! の意志だ。鈴コン共闘会議集会でもどんどん新たな職場からの「絶対反対」の団結した闘いが登場している。鈴コン分会は1・7仕事始めに今年も社前闘争で幕をあけた。
 本日のNAZEN杉並の新年第1弾デモを成功させよう!
 2・17労働者集会を、国鉄・外注化阻止・非正規職撤廃の春闘決起集会として大成功させよう!
 3・1ビキニデー59周年〜3・11二周年闘争を、職場・地域から闘おう!
 東京西部ユニオンに加入しよう! 


2013闘春 明けましておめでとうございます。 日刊・動労千葉NO.7429 1/1より
 昨年10月、検修構内業務の外注化が強行されて40名以上の組合員がCTSに強制出向させられた。2001年以来10年以上、激しい組織破壊攻撃を受けながら、外注化だけは許してはならないと真正面から立ち向かい続けてきた課題だっただけに、動労千葉にとっては国鉄分割・民営化に次ぐほどの大きな節目となる年だった。
 もう一点。25年目にして、ついに1047名闘争で国鉄改革法の壁に穴を開ける手がかりをつかみとった。6・29判決だ。動労千葉の9名は、当初、JR採用候補者名簿に搭載されていたのに直前に「不当な動機」によって作られた不採用基準によって外されていたことが明らかになった。
 新たな闘いが始まった。あらためて原点に返らなければいけない。労働運動全体が、雪崩うって屈服していく困難な状況であるが、われわれが実現してきた闘いのもつ意味は決定的だ。……
 安倍超反動政権と対決し、階級的労働運動の復権を…
外注化粉砕に向けた第二ラウンドの闘いに総決起を!…
(★全文は→→http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2013_01_06/n7429.htm )


2013団結旗開きに集まろう! 日刊・動労千葉NO.7430 1/4より
 1月12日、2013年団結旗開きを開催します。2013年、新たな闘いへの決意と団結をうち固めるため、全支部からの全力の結集を訴えます。
 昨年は、10月1日にJR東日本の検修・構内の外注化が強行され、動労千葉では44名の仲間が強制出向に出された。絶対に許す事ができない。検修・構内職場をJR本体に戻す闘いを全力で押し進めなければならない。
 また、鉄建公団訴訟の第一審判決が出され、名簿から動労千葉の組合員を削除した国鉄の行為を明確に不当労働行為と認定しながらも解雇撤回を認めないという矛盾に満ちた反動判決であった。控訴審は12月17日に始まった。国鉄改革法を打ち破り、JRの法的責任をより明確にさせ、解雇撤回・JR復帰をかちとるため、全力を傾注しよう。…
 新たな大合理化攻撃の「経営構想X」…
反失業・非正規職撤廃へ…
(★全文は→→http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2013_01_06/n7430.htm )


被災地・福島の怒りと力合わせ、社会を変える2013年へ! 救援本部ニュース406号2013.1.3より
再稼働止めて生き抜くために!もっと強く、もっと大きく広がって
「命を守る」闘いはまだ、これからだ! 3・11大震災・福島第一原発事故から3年目。2013年が始まりました。
 被災地・福島の怒りと結んで、数十万、数百万の人びとが原発再稼働に反対。全原発の即時廃炉を求めて、官邸前・国会前と全国で行動に立って野田政権を追い詰めて倒した2012年。今度は、さらに露骨な安倍政権が登場。日本と世界で資本主義の最後の延命策、新自由主義をごり押しして戦争と大恐慌を爆発させ、3・11で被災地を切り捨ててきた日本の政治危機、経済危機は深まるばかり。彼らが「日本を取り戻す」なんて絶対にありえない! 巨大資本の利潤確保のための改憲・戦争も原発再稼働も、外注化も首切り・賃下げ、非正規化も、増税と年金・医療・社会保障切り捨ても許さない。何が「総選挙で示された民意」だ。社会を動かし続けている労働者の怒りの深さ激しさを思い知れ!ということです。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10037727.html )


「福島圧殺内閣」倒そう! 救援本部ニュース405号 2012.12.28 より
野田を倒した民衆の怒り、被災地・福島の怒りをさらにたぎらせ、安倍ブルジョア独裁政権ぶっとばせ!
 前回の衆院総選挙より票を減らしたにもかかわらず、たった4割の得票で8割の議席を独占した自民党安倍政権が、発足当初から本性むき出しの超反動政治を進めようとしています。
 茂木敏充経済産業相は27日の閣議後の記者会見で「安全性が確認された原発は、政府の責任において再稼働」と言い切り、「30年代に原発稼働ゼロを目指す」方針すら「再検討が必要」とし、「原発新増設せず」の方針も白紙に戻す、核武装と一体の核燃サイクルについても「完全に放棄するという選択肢はない」と継続の意向を表明しました。
 まさに、「福島圧殺内閣」でなくて何か。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/10009006.html )


戦争責任問い核廃絶と反原発の意思引き継ぐ! 救援本部ニュース404号2012.12.26より
 「はだしのゲン」の漫画家、中沢啓治さんが亡くなりました。自伝的漫画の主人公のゲンが、原爆投下後の広島でたくましく成長する姿は反響を呼び、平和教材として活用されたほか、英語やロシア語など18カ国語に翻訳され、海外でも出版されました。 中沢さんは、作品で訴えた原爆の悲惨さを教訓として伝える活動を続けてきました。その思いは、戦争責任を問い、原爆の廃絶と原発反対を明確にしたものでした。 8月6日の広島・平和記念式典に自分の意思で参加したことはなかった。「だって全然問わないからね、戦争責任を。平和宣言やって、鐘鳴らして。こんなもんじゃないだろう。もっと怒りを持たねばならない」(毎日新聞) 米軍による広島、長崎への原爆投下を「実験場にされた」とみていた。原爆以前から反戦運動をしていた日本画家の父晴海さんが投獄され、一家で「非国民」といじめられた経験、日本人自身が昭和天皇やA級戦犯の戦争責任をうやむやにした怒りを漫画に込めたのでした。 怒りの矛先は原爆にとどまりませんでした。原子力の利用そのものにも鋭い批判を向け、福島第一原発事故について、東京新聞の取材に、原子力はまだ人間は制御できないと訴えたとのこと。…
(★全文は→→http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/9999514.html )


オスプレイ飛行モード、国は調査せず 2013年1月4日 10時08分沖縄タイムス
 沖縄防衛局のオスプレイ目視調査の項目に、飛行モードがないことが3日までに市民の情報公開請求で分かった。本紙や県、市町村は日米合意で避けるとされた市街地上空のヘリや転換モードの飛行を繰り返し確認し、違反を指摘している。防衛局は違反を否定しているが、根拠資料がないことが明らかになった。ルールを守らせる態勢が日本側にないまま、オスプレイは7月までにさらに12機増えることになり、県民の反発は必至だ。(阿部岳)…
(★全文は→→http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-04_43524 )


福島原発作業員:手足被ばく測定せず…事故後2〜3カ月 毎日新聞 2013年01月04日 02時30分(最終更新 01月04日 02時40分)

 東京電力福島第1原発事故後2〜3カ月、足元のがれきなどが高線量なのに胸部だけで放射線測定し作業していたことが、元東電社員らの証言で分かった。手足の被ばくは「末端部被ばく」、頭などの被ばくが胸より多ければ「不均等被ばく」と呼ばれ、その場合は胸とは別に手足などへも線量計装着が法令で定められている。東電は「当初は胸部での測定で全身の線量管理はできていた」とするが、専門家は疑問視し、将来健康被害が生じた場合に備え、手足などの被ばく線量を早急に推計すべきだとしている。
 ◇東電「胸部での測定で線量管理」
 同原発で放射線管理を担当していた東電社員(当時)の男性は、事故直後の電源復旧作業の際、1号機の原子炉建屋近くで水たまりに何度か足を突っ込んだ。革製安全靴と靴下は浸水。周辺の線量は毎時10〜20ミリシーベルトだったが、足元には直接測ると100ミリシーベルト超のがれきもあった。建屋周辺では連日、数百人が作業に当たっていた。…
(★全文は→→http://mainichi.jp/select/news/20130104k0000m040097000c.html )

手足被ばく:適切対処、信じがたい…専門家、東電を批判 毎日新聞 2013年01月04日 02時30分(最終更新 01月04日 02時42分)

 福島第1原発事故の発生から2〜3カ月間、きちんと管理されていなかった疑いが浮上した作業員の「末端部被ばく」と「不均等被ばく」。問題ないとする東京電力側の説明に対し、専門家は「信じがたい。『適切に対処していた』という結論に持っていくための言い訳に聞こえる」と批判した。
 東電によると、事故後はガンマ線用の胸部のAPD(警報付き線量計)だけでなく、作業後に拠点の免震重要棟でサーベイメーター(放射線測定器)による全身の汚染検査を実施。東電はこれにより末端部被ばくや不均等被ばくも適切に管理できていたと主張する。11年3月には汚染水に足を入れた作業員3人が170ミリシーベルト以上被ばくした高濃度汚染が判明したが「これが分かったのも全身の汚染検査できちんと管理できていたからだ」(東電広報部)と強調する。
 しかし、同原発で放射線管理を担当していた東電社員(当時)の男性は事故直後、水たまりに数回にわたり足を突っ込んだが、免震重要棟の汚染検査でいずれも「問題なし」とされた。その理由を関係者は▽水たまりの汚染が高濃度ではなかった▽当時、免震重要棟内の汚染度も高く、サーベイメーターで正確に計測できなかった−−のいずれかと見る。男性の測定では、当時の免震重要棟内の放射線量は、場所によっては国が定める平常時の除染基準の4倍以上あったという。…
(★全文は→→http://mainichi.jp/select/news/20130104k0000m040098000c.html )


【日米同盟と原発】第4回「ビキニの灰」(1)第五福竜丸の衝撃 2012年12月25日東京新聞より

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 一九五四(昭和二十九)年三月一日、太平洋のビキニ環礁沖で操業中のマグロ漁船「第五福竜丸」が米水爆実験に巻き込まれた「ビキニ事件」。船は大量の放射能を含む「死の灰」を浴びて二十三人の乗組員全員が被ばく。さらに幅広い海域で汚染された魚が見つかるなど、その被害は庶民の食卓にまで及んだ。世論が激しく反発する中、日米両政府は被ばくの恐怖をひた隠し、事態の沈静化を急ぐ。広島、長崎の原爆からわずか九年、再び核の犠牲になった日本。それでもなお原子力開発へ突き進んだのはなぜか。その背景を探った。 (文中・表の敬称略、肩書・年齢は当時)
◆西から昇る太陽
 一九五四(昭和二十九)年三月一日、日本の南東三千五百キロ先の太平洋マーシャル諸島沖。その年の一月下旬、静岡県焼津港を出発したマグロ漁船「第五福竜丸」は、メバチマグロなどを狙って操業を続けていた。
 戦後初の原子力予算二億七千五百万円(現在の三十億円相当)を盛り込んだ政府の修正予算案が衆院本会議で可決される三日前だった。
 東経一六六度、北緯一二度。「地上の楽園」といわれ、美しいサンゴ礁の広がるビキニ環礁は百六十キロ西にあった。二〇一〇年、世界遺産に登録されるビキニ環礁は当時、国連の信託統治下。ところが、実質的な支配力を持つ米国は第二次大戦後の一九四六年以降、周辺住民を移住させ、原爆などの核実験場にしていた。
 第五福竜丸が出港する三カ月ほど前の五三年十月、米海軍はビキニ環礁の周辺海域を危険区域に指定し、日本政府に伝えた。公式発表はないが、近く核実験を行うという事実上の通告だった。第五福竜丸も海上保安庁を通じてこの情報を入手していた。念のため操業地点を警戒区域の境界から三十キロ沖合に離し、万一に備えていた。
PK2012122502100108_size9[1].jpg 第五福竜丸の乗組員は二十三人。十〜三十代の若い男たちばかりだった。生存者の一人で現在八十五歳の見崎進は当時、二十七歳の操舵(そうだ)手。見崎によると、船はその日午前四時から漆黒の海へはえ縄を投げ入れ、漁を始めた。「波は穏やかで、見上げると空いっぱいに星が輝いていた」
 船に異変が起きたのは三時間余り後、大海原に薄日が差し始めたころだった。甲板で朝飯を済ませ、船首へ向かって歩いていた見崎は左手に目もくらむような強烈な光をみる。「昼間のようにパッと明るくなった」
 その十分後。海底がせり上がるように「ゴゴゴゴー」という地鳴りを上げ、それまでなぎだった海面が波打ち始めた。西の空から不気味な入道雲が船に迫り、船内は騒然となった。
 このころ、現在八十歳の池田正穂は甲板下の機関室で機械を点検中だった。当時二十一歳。若い操機手だった。
 池田は「上の方で先輩らが『太陽が昇ったぞ』『バカ野郎、西から上がるか』などと言い争っている声が聞こえた」と証言。「早く逃げろ」という怒声で、慌ててエンジンのスイッチを入れたのを記憶している。
 午前十時ごろ、池田が外気を吸いに甲板へ上がると、まるで銀世界だった。が、気温二六度の太平洋上で、雪なぞ降るわけがない。得体(えたい)の知れない白い粉が甲板に一センチも積もり、歩くと長靴の跡がくっきり残った。
 見崎は閃光後も甲板に残っていた。長袖を着ていたが、露出した頭や首筋、手などに白い粉を直接浴びた。二、三日後、首の後ろが激痛に襲われ、手の甲に水膨れができた。腹痛と下痢が続き、帰港間近には髪の毛も抜けた。「普通じゃねえ」と思った。
 他の乗組員も似たような症状を訴えた。誰もが白い粉のせいと思ったが、怖くて口に出せなかったという。
 強烈な光、地鳴り、白い粉…。すべては米国がこの日、ビキニ環礁で実施した水爆実験が原因だった。
 白い粉は爆発で上空に吹き飛んだサンゴの残骸。大量の放射能を含んだ「死の灰」だった。米国が指定した危険区域をはるかに越えて百六十キロ先の第五福竜丸にまで降り注ぎ、乗組員全員が被ばくした。
 米国は軍事機密を理由に水爆実験を公表しなかったが、最年長の無線長、久保山愛吉(39)は気づいていた。船の異変を無線で知らせれば、傍受した米軍に拿捕(だほ)されると思い沈黙を通した。
 「船がドカンと受けたのを米国に知られたら連行される」。操機手の池田は、久保山が漏らしたひと言を今も覚えている。
 三月十四日、第五福竜丸は焼津港に戻った。その二日後、新聞報道をきっかけにビキニ事件が明らかになり、国民を震撼(しんかん)させる。戦後日本が平和利用の名の下に原子力開発への一歩を踏み出す時期とまさに重なっていた。(5回シリーズ つづく)
  
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2013年01月02日

闘春2013!!!

闘春2013!!!

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■本日のもくじ
ひと言!
●2・17労働者集会へ! 動労千葉を支援する会hpより
●武建一委員長の年頭あいさつ 全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部hpより
●立地自治体どっぷり 原発マネー保育まで  2013年1月1日 東京・朝刊より
●筆洗 2013年1月1日 東京新聞より
●防衛省、オスプレイ調査費計上へ 自衛隊導入検討2012年12月30日 20時26分東京
●外注化粉砕へ新たな挑戦 動労千葉の組合員に聞く 『前進』2565号2012/12/17より
●シリーズ11・4労働者集会発言D 被災地・反原発の訴え
 ▼子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表 佐藤幸子さん
 ▼福島診療所建設委員会事務局長 渡辺馨さん
 ▼仙台市職員労働組合青葉支部支部長 引地真理子さん
 ▼元全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会 斉藤征二さん
 ▼すべての原発いますぐなくそう!全国会議事務局次長 富田翔子さん


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▲12/1鈴コン闘争決起集会
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▲12/11阿佐谷駅前 山本太郎さんとわが北島邦彦執行委員


★ひと言!

 「財政の崖」とか言うけれど、資本主義の崖、大恐慌の爆発の危機こそが本質ではなかろうか。金も資本も生産力も有り余っている。それが失業と飢えと戦争を生み出している。過剰であることが「及ばざるが如し」をこえて、崩壊と世界の破滅を呼び込もうとしている。俺たち労働者は、ふざけんな、破滅向かって俺たちも引っ張っていこうとする資本主義に対して「その手を離せ、お前らだけ滅びろ」と言うべきだ。いや、自然にはいかないのなら、墓を掘ってやるしかない。
 2012年、1年間、<外注化阻止・非正規職撤廃・解雇撤回>を闘い、労働者が闘えば、労働者は一人じゃないどころか圧倒的多数派であること、労働者は騙され続けてきたけれど決して惨めな存在じゃないこと、自分たちの団結と闘いで99%の労働者の世界が作れることを日々つかんできた。
深い深い怒りも、同じ人間を愛おしむ心も、1人の人間の小さな存在をこえた生命活動そのものであるはずの「労働」とその疎外という分裂の中できしみながら生み出され続ける、そして社会そのものをのみこむ大きな渦となる。労働者が同じ労働者と団結するということをトコトン破壊しようとする新自由主義のあり方、現れ方の中に、資本主義の終わりの姿があることに皆が気づき始めた。
 原発も核兵器も、中間的なあいまいな協調では決してなくせない。世界の労働者が各国政府と資本をうち倒すこと、この中に原発・核廃絶の道も開けている。
 安倍政権は歴史の中の「2度目は茶番」になり、労働者は、必ず自分たちを階級として団結した力に飛躍させようと進む。2013年は、驚くべき闘いになるだろう。職場と世界が一つになる。
 ともに前に進もう。動労千葉・動労水戸・鈴コン分会に続こう。
 ▼1/10(木) 新年第1弾 NAZEN杉並デモ 阿佐谷
▼2/17(日) 労働者集会 すみだ産業会館


▼外注化阻止ニュース50号
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2・17労働者集会へ! 動労千葉を支援する会hpより

JR東日本は「グループ経営構想X」の中で、「東日本大震災を国鉄改革に次ぐ<第2の出発点>と位置づけ、・・もう一度自ら問い直さねばあらない」とあけすけな意思表示をしています。3・11を奇貨となして、危機の淵にある日本帝国主義の「救済」の最先兵となること臆面もなく押し出したということです。
従って、外注化・非正規職化を絶対に許さずJR体制と闘い抜くということは、改憲と戦争に向かう超反動内閣との対決にストレートに結びつくことを意味します。
「外注化されてしまった」職場で日々の分断攻撃と対峙し、徹底した職場抵抗闘争に立つ動労千葉、動労水戸、動労総連合と共に、2013年、この歴史的決戦に臨んで行きたいと思います。
この闘いの環は、高裁署名運動と冬季物販を媒介にして、二つの裁判闘争(強制出向無効確認訴訟と解雇撤回・JR復帰控訴審)を徹底的な大衆運動として組織化して行くことです。そして何よりも、自らの職場で外注化・非正規職化反対の闘いの狼煙を上げ、新自由主義に引導を渡す闘いの動脈に合流して行くことです。
この具体的闘いの中から、一歩一歩着実に会員の拡大を実現して行きましょう。
2・17労働者集会への大結集が、闘いの2013年の関門を押し開きます。
今年もよろしくお願いいたします。
国鉄闘争全国運動/動労千葉を支援する会事務局


武建一委員長の年頭あいさつ 全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部hpより
情勢を味方につけて より一層、飛躍の年に
 終焉を迎える帝国主義 各国人民の闘いが高揚

 新年明けましておめでとうございます。組合員の皆様、ご家族の皆様には、常日頃
のご支援ご協力を心より感謝申し上げます。
 今日の時代状況は、アメリカを始めとする帝国主義が衰退の一途を辿り、中南米・中東・ヨーロッパなどで各国人民の闘いが高揚しています。日本でも、反原発運動、東日本大震災被災者の怒り、沖縄民衆による基地撤去の運動、TPP反対運動が高まり、我が国の経済・政治は混迷。支配する者の力が内外ともに弱まっています。それにより、人民の団結条件が拡大・発展する情勢下にあり、ここに我々の運動の確信があります。労働組合は労働者の経済的・社会的地位向上の運動に加えて、社会変革の立場に立つ政党と相互協力し、全ての民衆の階級的利益代表人として闘わなければなりません。
 今こそ、労働者のみならず農民、漁民、中小企業、学生、女性などとの人民的団結を強化しなければなりません。そして、国内外の人民と団結して資本主義に代わる社会制度を創る運動に集中する時です。…
(★全文は→→http://www.kannama.com/news2012/2012.12.20/nenshi-aisatu.html )


立地自治体どっぷり 原発マネー保育まで 住民サービスに278億円 2013年1月1日 東京・朝刊より
 原発や核燃料サイクル施設がある二十三の立地自治体が、本来は一般財源で賄うはずの教育や施設の修繕費など不可欠な住民サービスに、計二百七十八億円の原発マネー(電源立地地域対策交付金)を注ぎ込んでいたことが本紙の調査で分かった。過去に原発マネーで建てた施設の維持管理費が厳しい財政を圧迫する例も多い。原発マネーに頼らない体質への転換が求められる。
 本紙は、原発のある二十二の自治体と青森県六ケ所村を対象に、交付金の使途を二〇一一年度決算(茨城県東海村のみ一〇年度)で調べた。交付金は原発の建設前から支払われ運転開始後は発電実績などに応じて支給額が決まる。いわば業績で大きく変動する「ボーナス」で、これに頼った財政運営は危うい。
 調査の結果、交付金の大半は、保育園や消防署の人件費、道路や施設の修繕費など住民サービスを維持するのに不可欠な分野に使われていた。自己負担の予防接種を無料化するなど特別なサービスはわずかだった。
 佐賀県玄海町の例では、保育所の運営やごみ収集などの事業費計約十六億四千万円を交付金から充当。この額は一般会計歳出の約23%にも達する。…
(★全文は→→http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013010102000098.html )


筆洗 2013年1月1日 東京新聞より
 「予は下野(しもつけ)の百姓なり」。田中正造の自伝はこの言葉から始まる。「小中の土百姓」「溜(ため)(下肥)かつぎ営業」とも自称した。国会議員になっても、辞めた後も生涯一農民という認識は変わらなかった(小松裕著『真の文明は人を殺さず』)▼足尾銅山の鉱毒問題を追及、明治天皇に直訴を試みた正造は、還暦を過ぎても遊水池化に抵抗していた谷中村の農民の粗末な家に泊まり込んだ。常に民衆に軸足を置く政治家だった▼銅山から渡良瀬川に流れた鉱毒は、洪水のたびに下流に被害が広がった。天災と人災が複合した「合成加害」と喝破した正造は、洪水被害の三分の二は「私欲と奸悪(かんあく)」が原因の人災と言い切った▼今年は正造の没後百年になる。五年ぶりに再登板した安倍政権は自らの原発政策への反省や検証もないまま、民主党政権が決めた二〇三〇年代に原発ゼロという方針を覆し、原発の新増設さえ視野に入れる。正造が生きていたら、「加害者が何を言う」と一喝するだろう▼銅の採掘のために伐採され、製錬所が出す亜硫酸ガスや山火事ではげ山になった足尾の山林は、ボランティアが木を植えて、荒涼とした山肌に緑が戻ってきた▼自然との共存を主張した正造に今、学ぶべきことは多い。新年に当たり、もう一度かみしめたい言葉がある。<真の文明は山を荒さず川を荒さず村を破らず人を殺さざるべし>


防衛省、オスプレイ調査費計上へ 自衛隊導入検討で2012年12月30日 20時26分東京
 防衛省は、米軍が沖縄に配備した新型輸送機オスプレイの自衛隊への導入を検討するため、2013年度予算案に調査費を計上する方針を固めた。自衛隊の活動の観点から必要性や維持コストなどを研究する。複数の防衛省幹部が30日、明らかにした。
 オスプレイ導入案は、民主党政権時の10月、安全性に対する国民の信頼性を高めるため、日本自ら保有すべきだとして政府内で浮上。防衛省には、国民感情や費用対効果の観点から慎重論もあったが、当時の森本敏防衛相が、安全保障の側面から「勉強する」として検討を指示した。
 オスプレイは、ヘリコプターと固定翼機両方の特性を持つ垂直離着陸機。(共同)
★→→ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012123001001474.html 


外注化粉砕へ新たな挑戦 動労千葉の組合員に聞く 『前進』2565号2012/12/17より 

 “意地でもJRに戻る” 分断許さず原則貫いて
 JR東日本による検修・構内業務の外注化強行から2カ月余り。外注化強行で、仕事上も、組合員の団結の面でも激しい分断が強いられる中、動労千葉は外注化阻止決戦の第2段階の勝利に向けて新たな挑戦を始めている。原則を貫き、職場で粘り強い闘いを展開する幕張支部の関道利本部執行委員、青年部の渡辺剛史さん、京葉支部の繁沢敬一本部副委員長に話を聞いた。
 JR丸抱えの実態はまさに偽装請負
 千葉支社では91人(うち動労千葉44人)の労働者が千葉鉄道サービス(CTS)に出向させられ、管理者13人も含めれば104人がCTSに出向、駅などに設置された検査派出も含めれば8職場に配置されている。
 幕張車両センターでの構内業務に就いていた関さん、渡辺さんはJRを休職し、新設された「CTS幕張運転車両所」に強制出向させられた。車両清掃を行うCTSの労働者はこれまでと同じCTS幕張事業所に所属し、JRからの出向者とは分けられた形だ。動労千葉と下請け労働者の合流・結合を恐れたのだ。
 「出勤する場所は今までと同じ幕張の庁舎で、ロッカーもJRと出向者が混在したままの状態。JRとCTSのエリアは簡単なパーテーションで仕切られている程度」(関さん)だという。人数の少ない派出などでは詰め所も風呂も、湯沸かしポットまでなにもかもJRとCTSが同じものを使っている。
 京葉車両センターで働く繁沢さんは、出向の対象に入れることを狙った仕業検査の「見習い」を指名ストで完全に粉砕し、現在もJR本体で臨時の検査などを行う機動班の仕事に就いている。職場の状況について「京葉ではJRとCTSは庁舎2階の同じところにいる。それぞれの机は会社ごとのエリアに分けたが、その間には衝立もない」と語る。さらに「構内業務がCTSにそっくり移った形で、やっている仕事は外注前とまったく同じだが、外注化で要員体制はきつくなった。これまでは、その仕事ができる人間をぐるぐる回してこなしてきたが、直営・外注に区分されたので今は互いの仕事に手を出せなくなったから」(繁沢さん)。これは幕張でも同じだ。
 さらに繁沢さんは、京葉でのでたらめな作業指示を問題にした。「作業変更や追加指示を幕張では紙でやっているが、CTS京葉事業所では無線による口頭で済ませている」。口頭による指示は間違いが発生するもとになる。動労千葉が改めるよう求めたが改善されていない。
 幕張での作業指示の流れは下図のようになっている。JR側の構内計画担当者が1日の作業ダイヤを組み、「日報」の形でCTS側に作業を指示する。この日報に基づき、それぞれの仕事を誰がやるのかをCTSの作業責任者が割り振る。
 外注化強行後、しばらくは職場は大混乱した。本線からの入区、本線への出区の遅延も発生した。「外注化前は、構内の『日勤1』と呼ばれる担当者が構内作業を統括し、スムーズに進むよう作業の手順などを工夫して回してきた。しかし外注化されたことで構内計画が出した作業ダイヤを下請け側は変えられない」(関さん)からだ。
 “指示書通りの作業しかしない”と確認 その後、JR側管理者とCTS作業責任者の両方が「日勤1」にずっと張り付くようになった。作業が乱れそうになったら、その場で作業の手順を変更する。渡辺さんは「この辺りはグレーゾーン。かなり微妙なことをやっている」と偽装請負の疑いを指摘した。
 渡辺さんはさらに「本線に影響が出ようが、おれたちが焦って作業を早く終わらせることはしない。この辺は、他労組と動労千葉では認識が違う。他労組は本線に当たり(遅延)を出したらまずいという意識があるのか、なんとか現場をうまく回そうと動いてしまっている。動労千葉は意思統一をして日報どおりの作業しかやらない」
 関さんも「本線運転士が『遅れを出さないように運転する』という意識が強いように、外注化以前は、出区が遅れそうな時は飯の途中でも全員総出で列車の入れ換えをやった。『残り時間15分だ。どうするか』とみんなで知恵を絞ってね。それが良いか悪いかは別にして検修にも検修のプライドがあるから。でも『これからはそういうのはなしだよ』と意思統一している。指示書を確認しないと動かない。それで本線に当たりが出ようが、それは現場の責任じゃない」と語る。
 関さんはさらに「おれの思いは『今はCTSの制服を着て仕事をしてるけど絶対にこれに慣れちゃいけない』ということ。毎日着てるから嫌でもだんだん慣れてくるし仕事も落ち着いてくる。『JRに戻るんだ』という強い気持ちを持ち続けるためにも、こういう原則を全組合員が貫徹することがすごく大事なんだ」と述べた。渡辺さんも「原則を曲げないというのは具体的には一つひとつの仕事を巡ってなんです。『指示書を見せなければおれは動かないよ』という姿勢を当局に見せつける」と同じ思いを語った。
 動労千葉、国労、東労組で合議し、関さんがCTS幕張運転車両所の職場代表になった。CTS当局と36協定(労働基準法第36条にもとづく超過勤務、休日労働に関する労資協定)を巡って交渉中だ。協定は未締結だが、すでに違法な超過勤務が発生している。「新事業所発足なんだから何が起こるか分からない。何かあれば、すぐに交渉する必要がある。会社は年度末まで結んでくれと言ってきているが『36協定は1カ月単位だ』と言っている。CTSの担当者は『毎月来るんですか……』と嫌がっているけど」と関さん。
 東京地裁が差し止め仮処分棄却 組合全体としては、本線運転士も含めて全員で取り組めるような闘争方針を検討中だ。「出向者も本線運転士も同じような目線で取り組める闘争を組みたい。誰もが『確かにそうだよね』と思えるような方針を立てるのが重要なところ。そうなった時に初めて、みんなができる闘いになるから」と関さん。
 東京地裁民事11部は、動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎の組合員が申し立てていた、外注化・強制出向差し止めの仮処分請求を11月22日付で棄却する決定を出した。東京地裁は、出向で年間休日が減少することなどの労働条件の不利益変更については、出向中に特別加算金(月2500円)が出るから「不利益の程度は軽微なものにとどまっている」と言いなした。出向4要件(経営状態、人事交流、技術指導、技術移転)にも当てはまらず違法出向だという動労総連合の主張もまったく検討せず、会社の主張を羅列しただけの反動決定だ。動労千葉は決定を徹底弾劾するとともに、本裁判での勝利に向け闘いを始めている。
 外注は矛盾だらけ 本当の勝負に出る 最後に今の思いと決意を語ってもらった。
 渡辺さんは「外注化は絶対に許したくなかった。意地でもCTSには行きたくなかったですから」と強い怒りと悔しさをにじませた。「おとしめられているという意識がかなり強いです。朝のあいさつに始まり、JR本体とのやりとりにも、見下されてる感じが出ているんですよね。幕張じゃなく他区から乗り入れている乗務員は、制服が違えばJRからの出向者かどうか分からない。一言のあいさつもない時があります。そういうことがこれまでと全然違う」と語る。「3年後には必ずJRに戻る。意地でも戻るという気持ちでやってます。シニア協定との闘いで、動労千葉のもとで原則を貫いて闘ったために、定年後の再雇用を拒否され職場を辞めていった先輩もいる。そういう闘いがあって、おれも今ここにいる。出向期限の3年後には本当に勝負しなければいけない」
 関さんは「年輩の組合員には『青年部の連中だけでも戻してやりたい』という気持ちが強い。それも分かる。だけど、それはやっぱり違う。絶対に全員が戻る。そういう気持ちでやんないと青年部も戻れない」と述べ、渡辺さんも「青年部のみんなも、おれたちだけが戻ってもしょうがないと、そういう意識です。『みんなで戻る』というのが動労千葉の闘い。それが組織拡大につながる」と語った。
 繁沢さんは「東労組はあたかも『もう外注化はこれで終わり』『3年でJR本体に戻れる』かのような宣伝している。東労組の若い人はその宣伝を信じちゃってる面もある。実際に外注化を強行されたことに対する悔しさや、ある種のダメージもある。しかし、構内業務は丸ごと外注化されたわけだから戻るところはない。10・1外注化は、普通だったら成り立たないようなめちゃくちゃなもの。しかし当局は、どんなに準備不足でも10月1日という日を区切って強行した。だから矛盾だらけだ。新たな外注化を許さない闘いとともに、本訴に突入する外注化・出向差し止め裁判でも絶対に勝たないといけない」と今後の闘いへの強い気持ちを示した。
 「経営構想X」と全面的な対決へ 確かに検修・構内業務の外注化は強行された。しかし、動労千葉の組合員は、闘いの意志をくじかれるどころか、激しい団結破壊攻撃に怒りを燃え立たせて立ち向かっている。2000年以来の12年間の闘い、そしてこの1年の決戦攻防を闘い抜く中で、全組合員が「こんな攻撃は必ず粉砕できる」ということに、これまで以上に固い確信を持った。なによりもここにこそ、10・1外注化阻止決戦の勝利の地平が示されている。
 JR東日本が打ち出した「グループ経営構想V」のもと、検修、駅、車掌も含めたさらに全面的な外注化攻撃との激突が始まる。こんなでたらめな外注化を許しておいたら安全はさらに根底から崩壊し、第2、第3の尼崎事故が必ず起きる。第2の分割・民営化攻撃との闘いは、いよいよこれからが本番だ。
 「外注化が強行されても絶対にあきらめない。必ずJRに戻る」――外注体制を打ち砕く新たな挑戦を開始した動労千葉の闘いに学ぼう。4大産別を始めとする全産別の職場で、外注化阻止・非正規職撤廃の具体的な闘いをつくり出そう。


シリーズ11・4労働者集会発言D 被災地・反原発の訴え
 命守らない国信用できない
 ▼子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表 佐藤幸子さん

 昨年の3・11以降、外での子どもたちの活動は制限されてきました。子どもにとって自然の中で命の尊さ、自然の不思議さ、美しさに感動を受けることは教室での勉強以上の学びの場です。それができない。
 漁民が漁に出られない、農民が田畑で農作業ができない、労働者が工場でお店で働けない。自分で選んだわけではないこの現実を受け入れることができずにいます。そのために、引きこもりとなり、認知症、肥満、うつ病、自殺が増え、そして家庭崩壊。想像もしなかったことが次々と起こります。補償金がもらえれば解決することではないのです。
 原発事故後、「放射能安全神話」をつくり出し、事故が起こっても大丈夫、福島はこんなに元気にがんばっています、と言わんがばかりの福島県の対応にも、心ある人びとは怒っています。
 もう、国も県も私たちは信じることができません。子どもたちの命を守ろうとする姿勢が見えないのです。
 私たち福島に住まざるを得ない多くの県民は、けっして県民同士分断されてはなりません。子どもたちの命を守るためにあらゆる人びととつながらなければなりません。
 福島があらゆる矛盾を抱えたこの国の変革の先頭に立たなければならないと覚悟しています。日本の未来を必ず私たちの手に取り戻しましょう。

 生きぬくため診療所つくる
 ▼福島診療所建設委員会事務局長 渡辺馨さん

 私たちは福島の現実に根ざして、診療所建設運動を進めてきました。みなさんのご支援のお陰で、「ふくしま共同診療所」の年内開設が見えてきました。
 この診療所は、労働者・住民・医師の文字通り共同でつくる診療所です。子どもたちの未来を取り戻す、福島で生きぬくための診療所です。被曝と闘い、国・政府と闘うより所の診療所が必要です。労働者・生活者のための医療を取り戻す、「命より金」という新自由主義と闘う拠点です。
 国・東電の責任を徹底的に追及し、原発の再稼働阻止、全原発廃炉をかちとり、腐りきった社会を変えていきましょう。
 多くの県民が避難したくてもできない中で、放射線被害・被曝の危険性はないかのようなデマが流されています。福島の子どもたちに甲状腺がんの初期症状が現れても、山下俊一福島県立医大副学長は「独自の検査は遠慮して下さい」と医師会に圧力をかけ、県民健康調査と甲状腺検査では、結論ありきのシナリオができていました。
 「死すべきは基地である」「死すべきは原発である」「労働者は死んではならない」。フクシマの原発事故との闘いとオキナワの基地撤去の闘い、非正規職撤廃の闘いは同じ新自由主義との闘いです。「反原発・反失業・非正規職撤廃」を掲げて闘う労働組合と一緒に、今の社会のあらゆる矛盾と向き合い、住民とともに歩む診療所を建設します。全国全世界の民衆の共同の闘いでこの事業を成功させましょう。ご協力お願いします。

 特区・非正規化と対決しぬく
 ▼仙台市職員労働組合青葉支部支部長 引地真理子さん

 昨年、仙台市当局は大震災直後の大混乱の最中、闘う支部つぶしを目的に、私に対して人事異動を強行しました。
 きちんとした研修もないまま震災関連の業務もどんどん増え、窓口対応が本当に大変でした。消耗して夜眠れなくなり、うつ状態と診断され職場を休み、9月に職場復帰しました。震災以降、市職員の9割がストレスを感じ、5割が抑うつ状態となり、病気休暇をとる職員が激増しています。
 私はこの復興特区攻撃がもたらしている現実を打ち破るために、市職労本部役員を担おうと、病休中でしたが「復興特区攻撃反対! 過重労働・人員削減・民営化・非正規職化反対!」を真っ向から掲げ選挙に立候補しました。私は次点で落選しました。しかし、最下位当選者とは25票差、有効投票数の約5割、800名近い投票がありました。本当にうれしかった。負けた気がしません。組合員とともに闘う決意を新たにしました。
 「メンタルは個人責任」という市当局に対し、私は公務災害認定闘争に立ち上がり、申請書を提出しました。復興特区攻撃でたくさんの仲間が苦しんでいるこの現実を絶対に打ち破りたい。
 市当局は、税務職場を集約するとして各区役所から200名もの税務関係職員を市役所本庁に配転・集中する大合理化を強行しました。職場丸ごと委託・外注化―非正規職化へと道を開く攻撃を許さず市職労を闘う組合としてよみがえらせるために奮闘する決意です。

 被曝労働強制の原発は廃炉
 ▼元全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会 斉藤征二さん

 私は、30年前に全日本運輸一般労働組合関西地区生コン支部にお世話になって労働組合を結成しました。原発分会を結成して2年で私たちはクサビを打たれ、分解してしまいました。その悔しい思い、そして原発の中の実態を全国に行って若い人たちに伝えています。
 原発というのは、隠してだまして被曝させ労働者を雇っているんです。労働者を切り捨てる吸血鬼のような利権集団は、私たちの闘いの中ですべて排除していく、そして原発をすべて止める。これしかありません。
 労働組合というのは闘うということなんです。「人の痛みはわが身の痛み」。私たちが生きていくためには、すべての人が手をつなぎ一本の鎖になって闘う、こういう団結力が必要ではないでしょうか。政治は本当に崩壊しています。野田政権も行き詰まっています。政治を変える時です。
 私も72歳ですが、命ある限り原発の中の実態を訴え、50基の原発を廃炉にする。稼働すれば放射性物質をまき散らすんです。みなさんの健康をむしばむ。今日集まったみなさんの団結があれば必ず、すべての原発を廃炉にすることができると思います。
 闘う労働組合、闘う労働者をめざして、私も微力ながらがんばっていきたいと思います。

 100万人の行動が歴史動かす
 ▼すべての原発いますぐなくそう!全国会議事務局次長 富田翔子さん

 原発事故から1年半以上たっても、最悪の状況は何ひとつ変わっていません。しかし生きることをあきらめるわけにいかない。3・11以降、政治を動かしてきたのは問い続け行動し続けてきた人びとです。私たちです。数十万規模で立ち上がっている人びとが100万になった時、必ず歴史は動き、すべての原発をなくすことができます。
 今日は、私も非正規職の職場でつくった組合の仲間と一緒に来ています。労働運動なんて知らなかった若者たちが、反原発で街頭で闘い、その闘いを職場に持ち帰りました。被曝を強制され続ける福島と原発で働く人たちの矛盾は、非正規の私たちが毎日直面する矛盾とひとつだからです。
 お互いの命を守り、生かし合う、人間本来の生き方を取り戻すしかない。フクシマが、非正規の若者が、ともに生きられる社会を自分たちの手で一から闘いとる時です。
 皆さんの職場、地域、キャンパスの底力を街頭に結集させて下さい。11・11の100万人の国会周辺を占拠する行動に対し、東京都はデモ出発地点の使用を禁止してきました。この反動をぶっとばすには数の力しかありません。
 そして来年の3月11日を見据えて、福島の怒りをたたきつける再稼働絶対阻止の闘いを続けることです。12月15〜17日、政府はIAEA(国際原子力機関)を福島に呼んで閣僚会議をやろうとしています。弾劾行動に立ち上がろう。
posted by 東京西部ユニオンブログ at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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